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中央日報/中央日報日本語版2025.01.24 11:28
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ー前略ー
#【写真】立ち上がって強く抗議する柯潔九段
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23日に開かれたLG杯棋王戦決勝第3局は卞相壹九段が序盤から優勢だった。前日の反則負けの影響のためか柯潔九段は序盤から
乱れたが、途中から激しく追撃した。
対局が始まって3時間半ほど過ぎた時点で卞相壹九段はまだ有利な状況だった。柯潔九段が勝負をかけた時、また問題が発生した。
柯潔九段が取った石に碁笥のフタの上に置かず時計の横に置いた。155手。前日と同じミスであり、昨年11月に新設された規定を
破る反則だ。
そして157手。この時も柯潔九段は石をフタの上に置かなかった。2回連続の反則。囲碁TVの中継画面は柯潔九段が
反則を犯す場面を映していた。
その後、対局場が騒々しくなった。ソン・グンギ審判(プロ5段)と中国の?斌監督、韓国の洪?杓(ホン・ミンピョ)監督、
囲碁棋院棋戦チーム関係者らが対局場に入り、画面を見て反則状況を確認した。
その場で中国の?斌監督が強く抗議する場面が囲碁TV中継画面にそのまま露出した。
対局場が騒がしくなると柯潔九段も反則に気づき、何もなかったかのように2つの石を碁笥のフタに置いた。
それから約10分後、審判と中国チーム監督、韓国棋院関係者が柯潔九段に近づいて警告を与え、対局を中断させた。159手だった。
最初の反則で警告と2目のペナルティーを与え、また反則をすると反則負けが宣言される。警告を受けると柯潔九段は席から立ち上がり、
声を上げながら怒りを表した。韓国棋院の関係者は「審判が反則を宣言する前に石を移したので反則ではないと柯潔九段が主張した」
と説明した。午後1時40分ごろ、午前10時に決勝の最終局が始まって3時間40分ほど過ぎた時だった。
対局中断事態は2時間以上も続いた。その間、柯潔九段は「再対局を希望する。今日はこれ以上対局を続けることができない」と主張し、
韓国棋院側は「ペナルティー2目を認めて対局を再開しなければ棄権とする」という方針を中国チーム側に通知した。
そして午後4時過ぎ。対局開始から約6時間、対局中断事態が2時間25分ほど経過した時間、柯潔九段をはじめとする中国選手団は
すでに対局場から退場した状況で、ソン・グンギ審判が出てきて「ペナルティー2目を認めなかった柯潔九段の棄権負け」を宣言した。
反則を2回すれば反則負けとなるが、ペナルティーに抗議して対局をしなかったため棄権負けが認められたということだ。
これまで世界囲碁大会の決勝戦で反則負け、棄権負けはなかった。
このような事態が生じたのは韓国と中国の規定が異なるからだ。韓国では死に石も数えるが、中国は碁盤上の石だけを数える。
韓国の囲碁では死に石は重要だが、中国の囲碁では全く意味がない。こうした違いのため韓国が主催する国際大会では何度か問題が
発生していた。中国の棋士が死に石を手に握っていたり、自分が取った石を相手のところに入れたりして地合計算を妨害することが
何度か発生した。問題の深刻性を把握した韓国棋院は昨年11月に関連規定を新設した後、中国をはじめとする外国囲碁機関に
新設規定を通知し、昨年11月に開かれたサムスン火災杯から新設規定を適用してきた。
囲碁界は今回のLG杯決勝戦の事態が韓中間の囲碁外交に影響を与えないか憂慮している。22日の決勝戦第2局が柯潔九段の
反則負けになると、中国の囲碁関連サイトでは韓国囲碁を非難する声が続いた。
韓国の囲碁ファンは逆に、韓国の規定を無視して反発した柯潔九段と中国選手団を批判している。
柯潔九段をはじめとする中国選手団は24日の表彰式への不参加意思を明らかにした。
この日の勝利で韓国ランキング3位の卞相壹九段は世界大会で2回目の優勝を果たし、優勝賞金3億ウォン(約3300万円)も
獲得した。同時にLG杯決勝戦の前まで6戦全敗だった柯潔九段との対戦成績も2勝7敗となり、差が縮まった。
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