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トランプ米大統領の就任式に招かれて訪米した岩屋毅外相は、石破茂首相とトランプ氏との初の日米首脳会談への地ならしも目的に、発足間もない米新政権の幹部らと会談を重ねた。日米両政府の積み上げ作業は進んでいるが、岩屋氏は首脳会談の開催時期については明言しなかった。
「発足直後に、新政権との関係者の間で信頼関係を構築し、さまざまなレベルで緊密に意思疎通をすることができた。大きな意義があったと考えている」
岩屋氏は21日(日本時間22日)、ワシントンで記者団の取材に応じ、一連の訪米日程をこう振り返った。岩屋氏は、ルビオ国務長官との日米外相会談やウォルツ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)との会談でそれぞれ日米首脳会談についても取り上げた。日米外交筋によると、2人とも「首脳会談をしっかり調整していこう」との考えを示したという。
日米首脳会談の地ならしは進んだといえるが、岩屋氏は会談実施時期について「できるだけ早く開催するための調整を急ぐことを確認できたが、この段階で何月何日というところまで確定できているわけではない」と述べるにとどめた。外務省幹部も22日、日米首脳会談の日程について「どこかの枠で決まっているわけではない」と語った。
政府は米側と2月上旬の首相訪米を調整している。首相は安倍晋三元首相の妻、昭恵さんとトランプ夫妻との会食を経て大統領就任前の訪米を探ったが、見送った経緯がある。万が一、日米首脳会談が3月以降にずれ込み、先に米中首脳会談が実現した場合、首相の判断に批判が集まるのは確実だ。(原川貴郎)
産経新聞 2025/1/22 20:52
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