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中央日報/中央日報日本語版2024.12.30 10:05
29日、務安(ムアン)空港で発生したチェジュ航空旅客機事故に関連し、一部では
▽着陸前に航空油を消尽しなかった理由
▽滑走路に特殊泡を撒かなかった理由--などについて疑問を提起している。
同日、航空業界によると、事故旅客機が燃料を捨てないまま胴体着陸後、速度を落とすことができず、空港の外壁にぶつかり
大きな火災が発生し、人命被害をさらに増大させたという分析が出ている。
航空油は一般ガソリンより火がつく温度である発火点が高いが、一度火がつくとその火力がさらに強い。もし航空油を捨てたとすれば、
火災規模が減り、人命被害も減少した可能性があるということだ。また、航空機は着陸が可能な最大許容着陸重量があるため、
もし途中で非常着陸する場合には、この重量に合わせるために燃料を強制的に空中に噴出する。
だが、事故旅客機のようなボーイング737機種は製作の時から上空で燃料を任意に捨てられる
「燃料放出(Fuel Dumping)」機能がないことが分かった。このため、非常時には引き続き同じ区間を回転しながら燃料を
自然に消耗しなければならない。しかし、今回の事故のようにエンジンの異常など、様々な非常状況が重なった場合には、
燃料を消耗するほどの時間的余裕がなかったものとみられる。
ボーイング(B)737機は、韓国国内の格安航空会社(LCC)がエアバス(A)330などとともに最も多く使っている機種だ。
乗客輸送力や燃料効率、機体整備の面で効果的だという評価を受けている。韓国国内のLCC関係者は「ボーイング737は当初
燃料放出機能がなく、エアバス330は購入契約当時に選択事項として該当機能があると理解している」と話した。
一方、燃料放出機能のある機種はB-747、B-777、B-727、A-340、A-380などだ。A-300、A-310、
A-330などは購入者が選択するオプション事項として知られている。
また、この日、チェジュ航空事故機が胴体着陸する時、滑走路に「フォーム」と呼ばれる特殊泡が撒かれていないことが分かった。
これに対し、匿名を望んだ現職旅客機操縦士は「胴体着陸の際には滑走路にフォームを撒き、着陸時の衝撃を減らすと知っている」
として「空港にフォームを撒くほどの時間がなかったのか確認する必要がある部分」と話した。
消火装備を備えた緊急救助チームが現場にいなかったことにも疑問が提起される。それだけ状況が緊迫していたのか、
それとも非常状況の対処に不十分だったのか、調査が必要だという指摘だ。中央日報が確認した務安国際空港の消防隊出動現状を見ると、
務安空港の管制塔は航空機衝突事故直後の午前9時4分ごろ、空港消防隊に出張を指示した。
消防隊は出動受け付け後の午前9時5分ごろ、現場に出動した。チェジュ航空の航空機は午前9時3分ごろ、最終衝突した。
つまり、務安国際空港の管制塔はチェジュ航空機最終衝突以降、消防隊の出動を指示したわけだ。
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