24/11/17 03:28:57.36 QDxcfUbT.net
完全アウェーの洗礼をチーム一丸で吹き飛ばした。
現地11月16日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」のグループB・第3戦が台湾の台北ドームで行なわれ、
侍ジャパンが台湾を3対1で破り無傷の3連勝を飾った。17日には天母球場でオーストラリアを下したキューバと激突する。
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この日のチケットは5分で完売する大盛況。日本の応援団は右翼スタンド最上段の一角のみと、まさに完全アウェー。
超満員に膨れ上がった4万人の台湾ファンの大声援が球場全体に響き渡るなか試合は始まった。
日本は初回1死一、三塁の好機で打席には4番の森下翔太が登場。前日の韓国戦で終盤に貴重な2ラン本塁打を放った若き主砲は
相手先発チェン・ボーチンの144キロ直球を右方向に弾き返す。やや浅めの右飛だったが、三塁ランナーの桑原は迷わずタッチアップ。
果敢なヘッドスライディングで捕手のタッチをかいくぐり、間一髪左手で本塁にタッチして生還。
日本の元気印が俊足を生かして欲しかった先制点を奪った。
1点リードの3回、2死三塁では3番の辰己涼介が左越え適時二塁打。
2試合連続無安打だった男が大会12打席目にして初安打を記録し、侍ジャパンに大きな追加点を叩き出した。
日本が主導権を握った4回には、今大会初スタメンを飾った源田壮亮がバットで魅せる。
チーム最年長の31歳が一振りした打球はぐんぐん伸びていき右越えソロホームラン。
直前の3回の守備では、三遊間深くに飛んだ難しいゴロを難なくさばく好プレーを披露した守備の名手が日本代表では自身初の本塁打
をマークした。
投げては先発の才木浩人が好投する。立ち上がりは先頭打者に3ボールと不安定なスタートだったが、すぐに立て直して無失点。
2回もランナーを出したが、後続をピシャリと封じた。150キロを超える力のある直球、フォーク、スライダーなどで3回から5回までは
ノーヒットに抑えた。
6回も続投した才木だったが1番チン・シンイに四球を与えると、3番のチン・ケツケンに左安打を打たれて
2死一、二塁になったところで降板。83球を投げ、先発の役目をしっかりと果たした。
才木から後を受けた2番手の鈴木昭汰は代打で登場したジリジラオ・ゴングァンと対峙。2022、23年の台湾リーグ本塁打王の強打者を
左腕は遊ゴロにねじ伏せ、無失点で切り抜けた。
7回には3番手の北山亘基が7番タイ・ペイフォンに一発を浴び、台北ドームはこの日一番の盛り上がりを見せた。
流れが相手に傾きかけたが、右腕は後続をしっかり抑えてそれ以上の失点を許さなかった。
2点リードで迎えた9回、日本は守護神の大勢を投入する。韓国戦に続く連投も右腕はまったく問題なく簡単に3アウトを奪い、
2戦連続のセーブを記録。侍ジャパンに白星をもたらした。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
11/16(土) 22:28配信
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