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サムスン電子、10兆ウォンの自社株買い…3か月以内に3兆ウォンを消却
入力 2024.11.15. 午後 6:35
15日に開かれた取締役会で株主価値の向上を目的に決議
大規模な自社株買いは2017年以来7年ぶり
サムスン電子が株主価値向上を図るため、総額10兆ウォン規模の自社株買いに踏み切る。
サムスン電子は15日に開催された取締役会において、10兆ウォン相当の自社株を取得することを決議したと発表した。今後1年間、分割取得の方式で自社株を買い入れる計画だ。
このうち3兆ウォン分の自社株は3か月以内に全量消却する予定で、11月18日から来年2月17日まで市場内で買い入れて消却する計画だ。対象となるのは普通株50,144,628株、優先株6,912,036株である。
残り7兆ウォン分の自社株については、各取締役会で自社株取得を決議する際、具体的な活用方法や時期などを多角的に検討して決定する予定だ。
サムスン電子が10兆ウォンに迫る大規模な自社株買いを決定したのは、2017年以来7年ぶりとなる。2017年には9兆3,000億ウォン相当の自社株を分割して買い入れ、消却していた。
最近、サムスン電子の株価は内外の危機論の中で、14日に4万9,900ウォンで取引を終えた。サムスン電子の株価が4万ウォン台に下落したのは4年5か月ぶりのことだ。翌日には再び7％以上反発し、5万ウォン台を回復したが、9月以降、目立った上昇基調は続いていない状況である。
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