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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、6月にロシアと締結した「包括的戦略パートナーシップ条約」が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の政令で批准されたと報じた。
北朝鮮の憲法上、条約の批准は国会に相当する最高人民会議の権限だが、「重要条約」は国務委員長が単独で批准できる。
ロシアのプーチン大統領は今月9日、同条約の批准法に署名した。
条約は批准書の交換により発効する。韓国統一部当局者は「北とロシアの高官が批准書を交換する式典を開く可能性も高い」との見通しを示した。
同条約にはどちらかが武力侵攻を受けた場合には軍事的な援助を提供するとの内容が盛り込まれており、事実上の軍事同盟とされる。両国とも条約を批准したことで、ウクライナに侵攻するロシアを支援するため北朝鮮兵の戦闘参加が本格化する可能性がある。
ウクライナのゼレンスキー大統領は11日(現地時間)、同国軍がロシア西部のクルスク州で約5万人と交戦中だと明らかにした。ゼレンスキー氏はクルスク州に約1万1000人の北朝鮮兵が配備されていると主張していた。
聯合ニュース 2024.11.12 08:12
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