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「ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が大統領としての職務をしっかりと遂行していると思いますか?」
このような質問に対し、韓国国民の10人中7人以上が首を横に振った。これは最近の複数の世論調査で確認された「民意」だ。
決定的瞬間を掴んで大統領になったユン・ソンニョル大統領は、就任から2年で「非好感大統領」に転落したことになる。
ユン大統領は「対国民談話・記者会見」(11月7日)を通じて国民の前で頭を下げたが、野党だけでなく与党の一部からも「物足りない」との評価が出ている。
(略)
直前の調査(10月29~31日)で、就任以来最も低い支持率19%を記録した後、1週間で2%ポイント低下し、ギャラップの世論調査基準で2週連続の最低値を更新したことになる。否定評価は直前の調査より2%ポイント上がり、現政府発足以降の最高値を記録した。
エンブレインパブリック、ケイスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチが11月4~6日、満18歳以上の男女1002人を対象に行った全国指標調査(NBS)でも、類似の結果が出た。それによると、ユン大統領が国政運営をうまく行っていると答えた回答者は19%で、NBS調査基準で国政支持率が20%を下回ったのは就任後初めてだ。
これはパク・クネ(朴槿恵)元大統領がチェ・スンシル氏の「裏の実力者」疑惑を事実上認め、国民に謝罪した時期と似た支持率だ。当時、2016年10月第4週の韓国ギャラップの大統領職務遂行肯定評価は17%だった。11月から「チェ・スンシル国政介入事件」が続々と明らかになり、支持率が5%まで低下。その後は回復せず、最終的にパク・クネは弾劾された。
キム・ヨンサム(金泳三)政権以降、任期折り返し前に10%台の支持率を記録した大統領はいなかった。韓国ギャラップ基準で、就任2年目の第2四半期時点でのノ・ムヒョン(盧武鉉)元大統領の支持率は34%、イ・ミョンバク(李明博)元大統領は49%、ムン・ジェイン(文在寅)元大統領は45%だった。
「国政運営の動力」麻痺の懸念に…大統領室「変わる」
大統領の支持率が20%未満に落ち込んだことは、「保守の地盤」である有権者までもが離反したことを意味する。
ユン大統領が大統領選で勝利した際の得票率(48.56%)を考えると、彼を選んだ有権者の半分以上が背を向けたことになる。このため、政治界ではユン大統領の「レームダック」が現実化しているとの分析が出ている。
世論調査の専門家であるペ・ジョンチャンインサイトK研究所長は「大統領の支持率が25%未満になると、国政の動力は失われ、麻痺する」と述べ、「低い支持率では大統領の国政課題を円滑に推進するのは現実的に不可能だ。支持率を引き上げてこそ、国政運営の動力を生かし、大統領選時の公約を実行する政治的機会が与えられる」と強調した。
党政支持率が共に低下するなか、与党「国民の力」内にも危機感が漂う。ユン大統領が「対国民談話・記者会見」を通じて人事刷新や国政運営の基調変更を約束したが、「国民の目線に合っていない」との指摘が党指導部の一部から出ている。取材によれば、国民の力のハン・ドンフン代表はユン大統領の声明を生放送で視聴した後、側近に「物足りない」と不満を示したと伝えられている。
匿名を希望する国民の力の重要関係者は「今の大統領支持率は野球でいえば『コールドゲーム』の水準だ」と述べ、「スコアボードを見ながら1点ずつ追い上げる状況だが、ここで大統領室が追加点を失えば、保守は壊滅の危機に直面するだろう」と懸念を示した。
時事評論家のユ・チャンソン氏は「危機を危機として認識していない龍山(ヨンサン=大統領室)の姿こそが真の危機」とし、「事態がここまで来たにもかかわらず、対国民談話と記者会見で根本的な国政刷新策を示さなかったユン大統領の姿勢は、民意とはあまりにもかけ離れており、安易に見える」と指摘した。また、「このまま進めば、ユン大統領はパク・クネ元大統領よりも早くレームダックに陥る可能性が高い」と指摘した。
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(記事提供=時事ジャーナル)
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