24/11/07 07:05:59.97 Ip+Cs8dq.net
自動運転EV(電気自動車)の工場が神奈川県に誕生する見込みとなった。日本企業と中国企業の合弁会社で、
MaaS用自動運転EVやロボットの開発・製造を主要事業として展開していくという。年内に開業し、当面は年産1万台を目指す。
合弁会社の会社名は「ピクセルインテリジェンス株式会社(PIX JV)」。TISインテックグループのTISと、
中国の自動運転開発企業の日本法人であるピクシームービング(PIX日本)が共同で2024年6月に設立した。
エンジニア派遣会社経由ですでに求人も出ており、今後の展開が期待される。
■日本企業×中国企業のタッグ
URLリンク(jidounten-lab.com)
製品ラインアップとして紹介された画像イメージ=出典:TISプレスリリース
TISとPIX日本の中国本社であるPIX Movingは、MaaSやスマートシティ領域等における新たなITサービスの創出を目指し、
2022年7月に資本業務提携契約を締結している。
2023年4月の改正道路交通法の施行により自動運転レベル4の規制が緩和され、特定条件下における公道での完全自動運転が解禁された。
さらに2024年6月には政府が一般道での自動運転について、2024度に全国約100カ所で計画・運行を行う方針を示すなど、
国を挙げて自動運転の実装に向けての取り組みが加速している。
そこで両社はPIX JVおよび組立工場を設立し、自動運転ロボットの生産・提供を通じ、MaaS・スマートシティ領域でのイノベーションを
加速させることとなった。
今回のPIX JVへの共同出資は、2022年のTISとPIX Movingとの資本業務提携後の中国・日本での協業実績を踏まえ、
さらなる両社間のビジネス拡大を図る提携になるという。
ー中略ー
■無人運転のミニバスなどを製造予定
PIX JVでは、PIX Movingの強みである最先端のAIGC(AI-Generated Content)設計や3Dプリントなどの製造技術を茅ヶ崎工場に導入する。
それにより自動運転Robo-Busや自動運転無人販売EV、有人・無人運転ミニEV(Robo-EV)、屋外・屋内デリバリーロボット、
屋外自動運転清掃EV、自動運転汎用スケートボード型EVシャーシーなどを量産していくという。
自動運転Robo-Busとは、PIX Movingが提供している無人運転のミニバスで、観光地域や大学キャンパス、空港、スマートコミュニティ、
スマートシティなどにおける人の送迎サービスでの活用を想定している。また自動運転汎用スケートボード型EVシャーシーは、
EV向けスケートボード型シャーシーのプラットフォームだ。
PIX JVのRTM(Real-Time Manufacture)先端設計・製造技術は、多種のロボット関連製品の企画から開発の大幅な期間短縮を実現する
という。日本と中国の企業が手を組み、優れた自動運転車や自動運転ロボットの大規模生産が可能になる。
記事監修:下山 哲平
全文はソースから
自動運転ラボ編集部 -2024年11月6日 06:31
URLリンク(jidounten-lab.com)