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2連敗からの3連勝で日本シリーズ制覇に王手をかけた横浜DeNAベイスターズに韓国メディアも注目している。
本サイト提携メディア『OSEN』は11月1日、「“負負勝勝勝”71勝の横浜DeNA、91勝のソフトバンクに奇跡の3連勝→大逆転優勝まで“残り1勝”」と題し、DeNAに言及した。
DeNAは前日の10月31日、敵地みずほPayPayドーム福岡で行われた福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズ(7戦4勝制)第5戦で7-0の完勝を収めた。
本拠地・横浜スタジアムでの第1~2戦で連敗を喫していたDeNAは、敵地での第3~5戦で3連勝に成功し、シリーズ戦績で3勝2敗とリードした。残りの第6~7戦で1勝を加えれば、1998年以来26年ぶりの日本シリーズ優勝となる。
第5戦は序盤からDeNAの流れが続いた。初回の二死一、二塁、2回の無死二塁と二死満塁のチャンスこそ活かせなかったが、3回に牧秀悟(26)とフォード(32)の安打で二死一、二塁とすると、筒香嘉智(32)が中前適時打を放ち、先制点を奪った。
また、4回には桑原将志(31)、梶原昂希(25)の連続安打で無死一、二塁のチャンスを迎えると、牧がDeNAファンが待つ左翼席へ大きな3ラン本塁打を放ち、スコアを4点差に広げる。そして、9回には二死満塁から桑原への死球で押し出し、さらには梶原の2点適時二塁打で3点を加え、大勝で試合を終えた。
先発投手のジャクソン(28)は7回108球で3被安打、8奪三振、3四死球の無失点と力投を見せ、勝利投手に輝いた。
ジャクソンは3回までに6奪三振を記録。1回は三者連続で三振を奪った。2回は二死走者なしから連続安打を打たれたが、三振で危機を防いだ。以降、3回無死一塁から6回二死走者なしまで、ソフトバンク打線を11打者連続凡打で抑えた。
6回二死からは四球を許したが、山川穂高(32)を空振り三振に仕留め、イニングを終えた。7回には2四球と暴投で一死二、三塁のピンチに追い込まれたが、嶺井博希(33)を空振り三振、周東佑京(28)を内野ゴロで抑え、無失点で凌いだ。
DeNAはレギュラーシーズンで71勝3分69敗(勝率0.507)を記録し、セ・リーグ3位でポストシーズンに進出。クライマックスシリーズでは2位の阪神タイガース、1位の読売ジャイアンツを次々と破り、日本シリーズに駒を進めた。まさに“アンダードッグの反乱”だ。
DeNAは2010年の千葉ロッテマリーンズ以来、史上2番目となるシーズン3位での日本シリーズ優勝を目指している。
一方、ソフトバンクはパ・リーグで91勝3分49敗(勝率0.650)と圧倒的な成績で優勝。クライマックスシリーズも北海道日本ハムファイターズを無傷の3連勝で下し、日本シリーズに進出した。
そして、DeNA相手にも敵地で2連勝に成功し、日本シリーズ14連勝の記録を打ち立てたが、本拠地に戻った第3~5戦でまさかの連敗を喫し、崖っぷちに立たされた。この3連戦で27イニング1得点と、打撃が急激に“冷めてしまった”のが最大の問題だ。ソフトバンクは直近26イニング連続無得点としている。
なお、日本シリーズ第6戦は横浜スタジアムに再び戻って行われる。
2024年11月2日 6時30分 スポーツソウル日本版
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