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2024/10/30 11:53
「午後11時から午前6時まで銃を撃つ音、大砲を運ぶ音、お化けの声、言葉にできない奇怪な音が聞こえます。
あまりにも怖くて腹が立ち、このつらさは言葉にできません。小学校に通う息子と娘は寝ている途中で泣き、私も睡眠薬を飲んでいます。補償してほしいというわけではありません。
壊れる前に私の日常に戻ること、それが私の願いです」(カンファド<江華島>ソンヘ<松海>面で小学校3年生、1年生の子どもを育てているアン・ミヒさん<37歳>)
ことし7月末から続く北朝鮮の韓国に向けた拡声器放送に4か月間、日常を壊された住民たちがいる。北朝鮮との距離が約2キロメートルの江華郡松海面・ヤンサ(両斜)面・キョドン(校洞)面の住民だ。
約4600人の住民は昼夜を問わず聞こえてくる拡声器放送のため言葉に言い表せない苦痛を感じている状態だ。拡声器から出る音やお化けの声、キツネ・野犬・カラスなどの動物の鳴き声、
鉄の塊をこする音など奇怪な騒音が聞こえ続けるため、人だけではなく家畜までもが被害を受けており、対策が必要だとの声が出ている。
2018年の南北首脳会談を契機に中断していた韓国に向けた拡声器放送は、
ことし韓国の脱北者団体による対北朝鮮ビラ散布に北朝鮮がごみ風船の散布で対抗したことをきっかけに再開された。
韓国政府が北朝鮮へ向けた拡声器放送を再開したことで、北朝鮮も再び拡声器放送を始めた。
ひどい騒音に苦しむアンさんは国会国防委員会の国政監査にも参考人として出席した。当時、
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