24/10/29 13:04:08.22 eoBD/ewY.net
ー前略ー
韓国はすでに、「アメリカ軍での教育目的での使用」として155ミリメートル砲弾を輸出したのではないかと報道されました。
当然ながらこれがウクライナに渡っている可能性があります。そのため、まず砲弾の輸出が強化されるかもしれません。
また、ウクライナは自国の防空システムが不十分だと主張しています。そのため、韓国のミサイル防衛システム用の地対空ミサイル
「天弓」(チョングン)が考えられます。
また、韓国メディアなどは防御用として携帯用地対空ミサイルやドローンなどを挙げています。2022年の開戦当初の4月に、
ウクライナは韓国国防部に対して、150から200種類に及ぶ軍需物資を要求したとされ、その中には殺傷兵器も含まれていたと
報道されました。
ー中略ー
―韓国はウクライナの隣国・ポーランドにも武器・装備品を輸出していますね。
ポーランドは韓国から、K2戦車やK9自走榴弾砲、FA50軽戦闘機や、前出の「天舞」多連装ロケット砲などの調達を実施・計画して
います。2024年はルーマニアが同様の兵器を購入して話題になりました。過去10年あまりの間に東欧からバルト三国、
そして北欧諸国が韓国のK9自走榴弾砲を導入してきました。
北朝鮮の派兵が実現して常態化すれば、韓国軍が使用する中古のK2戦車やK9自走榴弾砲もウクライナに送る可能性が出てくるかも
しれません。
韓国はポーランドが防衛産業の大規模生産拠点になることを支援しており、周辺国の韓国由来の兵器が故障・破損すると、
ポーランドが部品供給・修理などを行うといった新たな協力関係が生まれるかもしれません。
■世界最高レベルにある韓国の防衛産業
―ロシアと北朝鮮はウクライナ戦争以降、協力関係を深めています。
2024年6月にプーチン大統領が訪朝し、「包括的戦略パートナーシップ条約」を結んで以降、全般的な協力関係を構築してきました。
とくに軍事面での協力を、韓国をはじめ周辺国は注視してきました。一方でロシアは、ウクライナ戦争以降、韓国がアメリカや
ヨーロッパなどの呼びかけに応じ、軍事的な支援を行うことを牽制してきました。
日本ではあまり知られていないことですが、韓国の防衛産業はすでに世界レベルにあり、かつその成長の過程において、
ロシアとの軍事面での協力関係を利用した歴史があります。
1990年以降、ソ連崩壊後、新生ロシアが誕生した時期から、韓国ではロシアと防衛産業協力協定に基づいた軍事技術協力が行われて
きました。
―きっかけはどのようなものだったのでしょうか。
冷戦末期に当時の韓国の大統領だった盧泰愚(ノ・テウ)が推進した「北方外交」により、当時のソ連と国交を正常化させ、
対ソ借款を提供したことが契機になったといえるでしょう。
この借款を引き継いだロシアが、経済悪化により償還が厳しくなると、その代替的手段の1つとしてロシアの防衛装備や
技術導入によって償還するようになります。
1995年以降、債務償還の代わりとしてロシアからT80U戦車やBMP-3歩兵戦闘車などの装備品が韓国に渡り現在も韓国にあります。
この協力事業は「プルゴム(ヒグマ)事業」と名づけられています。
ー中略ー
―2024年の韓国の国防費は日本円で約6兆7000億円。日本は約5兆円ですので、日本を超える規模となりました。
また防衛産業も武器・装備の輸出にも力を入れ、前出のポーランドなどの欧州、UAEなどの中東、そしてインドネシアなどアジア各国で
市場を拡大させています。
その通りです。今回、もし北朝鮮軍の部隊が実戦に配備されれば、そこで得られた北朝鮮軍の経験は、韓国軍にとって大きな脅威と
なるでしょう。その理由は、韓国製の価格の手頃さや性能は世界水準であり高く評価されています。
ー後略ー
福田 恵介 :東洋経済 解説部コラムニスト
全文はソースから
10/29(火) 6:02配信
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