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「株価下落で訴訟・不買運動まで」…甘くはないK-ウェブトゥーン
-NAVERウェブトゥーン、米上場後半分に減った株価に「苦心」
-労使葛藤、『異世界ポンポン男』論難で不買運動が起き
-インドネシア・台湾で撤退決定したKAKAOウェブトゥーン「選択と集中」
[イーデイリー、キム・ガウン記者] 韓国内ウェブトゥーン業界が収益性の悪化で苦心している。特に韓国を代表するネイバーウェブトゥーンは6月27日、「ウェブトゥーン・エンターテインメント(Webtoon Entertainment)」という企業名で米国ナスダックに上場した後、株価急落と集団訴訟、労使葛藤など各種悪材料に直面し、苦しい状況に置かれた。カカオウェブトゥーンをサービス中のカカオ・エンターテインメントも、一部事業が不振な国での事業終了を決定した。
○米国ナスダック上場後、株価が半分に…苦しいネイバーウェブトゥーン
ナスダックによると21日、ウェブトゥーン・エンターテインメント（銘柄コードWBTN）は11.56ドル（約1万5956ウォン）で取引を終えた。これはナスダック企業公開(IPO)当時の公募価格である21ドルの半分水準だ。8月初め、第2四半期の実績発表で7660万ドルの純損失を記録したと明らかにした後、ウェブトゥーン・エンターテインメントの株価は不振を免れずにいる。8月下旬頃、キム・ジュング代表が51万ドル(約6億8000万ウォン)規模の自社株買い入れに乗り出すなど、株価防御に出ているが力不足だ。
このような状況で、米国証券訴訟専門法律事務所である「ロビンス・ゲラー・ルドマン・アンド・ダウド」と「BG&G」などは株主集団訴訟に飛び込んだ。ウェブトゥーン・エンターテインメントが上場前、米国証券取引委員会(SEC)に提出した書類に、広告収益率成長鈍化の憂慮と知識財産権(IP)事業の収益鈍化、ドル対比で劣勢のウォン貨・円貨の売上が収益性に及ぼす影響など、否定的な内容を明確に告知しなかったというものだ。
だが、当時ウェブトゥーン・エンターテインメントは証券申告書で、「外貨換銭危険(Foreign Currency Exchange Risk)」と関連して、「売上の大部分が韓国内と日本内で発生し、ネイバーウェブトゥーンなどの主要子会社の多数が韓国と日本に所在し、自国現地通貨を機能通貨として使用するために、米国ドル対比でウォン貨と円貨の為替変動にさらされている」と言及するなど、通常的な水準の説明を記載した。実際に、第2四半期基準でウェブトゥーン・エンターテインメントの韓国と日本の月間有料利用者数(MPU)は各々370万人、220万人を記録した半面、北米などその他の地域でのMPUは180万人に止まった。第2四半期の業績不振は韓国と日本に売上げが集中している状況で、ドル高の影響が大きかったものと分析される。
韓国と日本で売上の大部分が発生する理由は簡単だ。北米などその他の地域では、モバイルやオンラインで漫画を見る文化が形成されていないからだ。業界関係者は「漫画市場の中だけで見れば80パーセントが印刷本、20パーセントがデジタル漫画」とし、「漫画自体も全体エンターテインメント市場では、主流ではない。ただし、今後の潜在力が大きい事業機会は存在する」と説明した。
○IPO追加補償要求・不買運動も負担
ネイバーウェブトゥーンは、韓国内でも苦境に立たされている。ネイバーウェブトゥーンは現在、労使葛藤を経験しているが、ウェブトゥーン・エンターテインメントのIPOにともなう追加補償が中心だ。ネイバー・ウェブトゥーン労働組合側は、職員のストックオプション行使価格が20ドル以上だが、現在の株価では収益実現が難しいとし、追加補償を要求している。特に、キム・ジュング代表ら経営陣だけに補償が集中しているという主張だ。（省略…）
『異世界ポンポン男』というウェブトゥーンをめぐる論難で一部利用者が不買に出た点も負担だ。ポンポン男は恋愛経験が多かったり、性的に乱れた女性と結婚した既婚男性に対する嘲弄の表現で、女性嫌悪と性別葛藤を助長する作品を公募展で通過させた点が問題になった。ネイバーウェブトゥーンは「内部から再発防止のために、マーケティング素材の検収・掲載と関連したプロセスを再整備した」とし、「今後、似た争点が発生しないように最善を尽くす」と強調した。（省略…）
○カカオエンター、インドネシア・台湾撤退…「海外事業、選択と集中」（省略）
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