24/10/14 19:32:19.02 G5HJBxUY.net
濁音表記が存在しないハングルを「優れた文字」と信じて疑わぬ韓国国民 日本人は面食らう「BU」も「PU」も同じ発音
それは「悪いこと」「劣っていること」ではない。発音が原則「半濁音」である言語文化圏で生まれ育てば、耳はそれに順化し、発音もそれに従う。
しかし、「半濁音」である事実を客観的に捉えられないと、「わがハングルは、世界中のあらゆる言語の発音を表記できる」という夜郎自大に陥ってしまう。
私にそう教えてくれた人がいた。昔からの「韓国ウオッチャー」なら誰でも知っている町田貢氏(当時、在ソウル日本大使館書記官)だ。
「日本人会の食堂で言ってごらんなさい。ミス・カンと呼んでも、ミス・ガンと呼んでも、反応は何も変わりませんよ。韓国人の耳には同じ発音として響くのです」
すぐに試してみた。町田氏の言う通りだった。
しかし、韓国人の大多数は「ハングルはあらゆる発音を表記できる」と信じている。
であればこそ、「いまだに固有の文字を持たない哀れな民族に、優れたハングルを教えて、その民族の文字として採用させよう」という主張が〝正論〟のごとく登場する。
その典型が、韓国で発行部数2位の「中央日報」(2023年10月5日)に載った「韓国だけで使うにはもったいない 〝ハングル分け合い〟を深く考える時期」と題するコラムだ。
その筆者が「国立世界文字博物館館長」とは、もうあきれるほかない。(室谷克実)
■〈ハングルの旅 7〉表記可能な文字は1万1,172個 朝鮮新報
ハングルの母音と子音を組み合わせると、表記が可能な文字の数は1万1,172個になる。
これは日本語の平仮名、片仮名などの文字数や、発音可能な音節数100余個に比べるとはるかに多い数である。
朝鮮語話者がほとんどの外国語を自由自在に発音することができる所以である。(朴宰秀、朝鮮大学校朝鮮語研究所所長)