24/09/27 12:04:59.53 NAd0LiNL.net
■ 韓国メディア、大谷のニュースを異例の扱い
大谷翔平選手(LAドジャース)が夢の「50-50」を達成し、いまや「60-60」へと疾走する姿に、韓国のファンとメディアも興奮を隠せない。
大谷選手が50-50の大記録を達成した9月20日、韓国でも「唯一無二」「前人未踏」「記録破壊者」「アジアの誇り」というタイトルの記事が次々と繰り出されたばかりか、地上波3社もメインニュースで大谷の快挙について詳しく紹介した。
大谷選手が歴史的な50-50を達成した20日、韓国の公営放送KBSはメインニュースの「9時のニュース」で、「大谷の50-50達成、大谷が歩んできた道こそが野球の新しい歴史」と題し、19日(現地時間)の試合のハイライト映像をまとめたニュースを流した。ニュースでは大谷選手が高校時代につくった目標達成シートや2023年のWBCにおいてアメリカとの決勝戦の前にロッカールームで行った感動のスピーチを紹介するなど、なんと2分35秒間も時間を割り当てた。
「大谷選手は行く先々で新記録を塗り替えています。2021年にはメジャーリーグで初めて投手と打者のオールスターに同時に選ばれ、2022年にはベーブ・ルース以来104年ぶりとなる2桁勝利と2桁ホームランを達しました。満場一致でMVPを2度も受賞したのも大谷選手が唯一です。LAドジャースとの契約も7億ドル、韓国ウォンで約9300億ウォンという歴代最高です。伝説となった大谷選手の活躍ぶりを一緒に振り返ってみましょう」
同じく地上波放送局のSBSは、メインニュースの「8時のニュース」に先立って、ヘッドラインを紹介するコーナーで、4つのメインニュースの一つとして大谷選手の50-50達成ニュースをピックアップした。続いて始まった「8時のニュース」では、トップニュースは李在明(イ・ジェミョン)共に民主党代表の裁判関連のニュースだったが、大谷選手のニュースは4番目に取り上げられ、50-50記録達成までの道のりを紹介、米国と日本の反応まで調べるなど、2分以上も費やした。
MBCもメインニュース「ニュースデスク」で、「漫画もこうは描けない」というタイトルで1分20秒間にわたり19日の試合の内容を中心に大谷選手の活躍ぶりを報道した。
日本でなら当たり前のことだろうが、韓国において外国人スポーツ選手、それも日本人選手のニュースを、地上波3社がスポーツニュースではなく正規のニュースとして報道するのは今回が初めてだ。韓国における大谷選手の注目度がいかに大きいか分かるだろう。
■ 韓国球界のレジェンドたちが賛辞 ※略
■ K-POPスターたちも大谷を祝福 ※略
■ 「同じ時代に生きていることが嬉しい」 ※略
■ 大記録は韓国から始まった
韓国が「50-50の記録の始まりとなった地」という縁も話題となった。
大谷選手は今年3月20日、ソウル高尺ドームで行われた大リーグ開幕ソウルシリーズに出場し、3回表にシーズン初安打後、シーズン初盗塁に成功した。この1号盗塁を皮切りに、大谷は驚くべきペースで本塁打と盗塁記録を積み、誰も踏むことができなかった50-50の境地に達したとネット上で話題になっている。
若者たちのホットプレイスとなっているソウル・聖水洞では27日から29日までMLBをテーマにした「MLB屋台(ポチャ)」が開かれるが、そこに「大谷投打ドッグ」が登場する予定だ。
この屋台にはMLBスター選手たちの特性を生かしたホットドッグを目玉メニューとして出していて、計9人の選手の名前を冠したホットドッグが登場する。
大谷選手の名前を冠した「大谷投打ドッグ」は、LA風のホットドッグにタコ焼きをのせたホットドッグで、「“二刀流”大谷選手のように2つの魅了を同時に発揮する投打ホットドッグ。カリフォルニア西部ビーチの雰囲気と日本伝統の味を融合。香ばしいタコ焼きと豊かなアニマルスタイルのソースが出会い、投手と打者、守備と攻撃、ゲームの両面を支配する大谷選手のプレイそのままに仕上げた」という触れ込みだ。価格は7900ウォンで、一度食べてみたいものだが、残念ながら24日の予約オープンと同時に入場券がソールドアウトとなってしまった。
韓国プロ野球は今年初めて動員数1000万人を突破し、1982年の発足以来の、歴史的な再ブームを迎えている。プロ野球関連のショートフォームコンテンツがSNSを中心に拡散されたことで、20代~30代の女性のファン層を獲得したのがこのブームを盛り上げているという。
韓国人がこよなく愛する日本人・大谷翔平選手がMLBの歴史を塗り替えつつある姿は、野球熱が再び高まった韓国プロ野球にも大きな刺激剤になっている
9/27(金) 11:36 JBpress
URLリンク(news.yahoo.co.jp)