中国が禁輸した「日本の魚」が、意外な国でビジネスチャンスを広げているワケ [4/14] [仮面ウニダー★]at NEWS4PLUS
中国が禁輸した「日本の魚」が、意外な国でビジネスチャンスを広げているワケ [4/14] [仮面ウニダー★] - 暇つぶし2ch1:仮面ウニダー ★
24/04/14 02:09:07.74 CCqk7A1y.net
 「中国による禁輸」の功罪が見えてきた。昨年8月から始まった福島第一原子力発電所にたまる処理水の海洋放出で、
中国は日本の水産物の輸入を停止。あれから約8カ月がたったが、中国市場に依存してきた日本の水産物の一部は、
マレーシアをはじめとする東南アジアで活路を見いだしている。
これも結果的には「サプライチェーンの脱中国」を促すことになったようだ。(ジャーナリスト 姫田小夏)
● マレーシアで「日本食」のポテンシャルが高まる
 23年8月24日に東京電力が開始した「処理水の海洋放出」で、中国は即座に日本産の水産物に対する禁輸措置を講じた。
そのため、日本の農林水産物・食品の輸出額は減少し、輸出先の転換や多角化は焦眉の課題となっている。
 一方、日本産の水産物に「禁輸措置」を講じなかった国もある。マレーシアもその一つだ。海洋放出が行われた翌日、
モハマド・サブ農業食糧安全相は「日本からの水産物の輸入禁止を実施するかは決定していない」と伝えた。
ー中略ー
● これまでマレーシアは中国に買い負けていた
 中国による日本産水産物の禁輸は、確かに日本の一部の水産業界に痛手を与えた。
しかし、別の角度から見ると、「功罪」の「功」の部分も浮き彫りになる。田中さんはこう語る。
 「今までマレーシアに“いい食材”が入りにくかったのは、中国に買い負けていたからでした。10年ほど前から、中国の業者が
『いくらでも構わないから』と言って買い付けていったのが、日本産の水産物でした。その結果、仕入れ値が上昇してしまい、
日本産水産物は手に入りにくい食材になってしまったのです」
 マグロ一尾まるごと欲しい、いくらでもいい、一番いいのを譲ってくれ…、こうした中国の業者の求めに応じ、
高級食材は中国に流れ、日本は競り負けるという一面が潜在していた。ノドグロや金目鯛なども、
今では日本国民の台所からはすっかり遠のいてしまっている。
 田中さんによると、日本の魚河岸で競りが行われると「最もいい魚介類はまず香港に行った」と言う。日本産の水産物は、
香港の食の高級市場にがっちりと組み込まれていたというわけだ。
しかし、香港も「海洋放出」を機に日本の10都県からの水産物の輸入禁止措置を講じている。
 その影響は香港の消費者にとっても小さくはないはずだが、田中さんは「今では、中国の地元で取れるいい魚を食べているんです」
と語る。
● 中国の水産業界で進む日本産抜きの高級化?
 この状況から見えてくるのは、中国の水産物の一大変革だ。
 2000年代初期、上海でさえも冷蔵設備は不十分で、市場の水産物は発泡スチロール箱に入れて売られていた。
コールドチェーン(冷蔵・冷凍に保ったまま流通させる手法)は未発達で、鮮度管理が必須の刺し身などの消費は、
極めて限定的だった。
 しかし2005年を前後して、日系商社の取り組みの下で超低温物流などが整備され、中国の水産業界全体が
徐々に底上げされていった。こうした黎明期を経て、中国は今、近海・遠洋漁業のみならず、養殖、加工、貿易や流通にも乗り出し、
水産業の大規模化、国際化、エコロジー化を目指している。
ー中略ー
 この十数年間、世界は中国の独り勝ちを許してきたが、それが意味するものは巨額の資金を惜しみなく投じた“独り占め”
でもあった。水産物もまたその一つだった。
 しかし、中国による禁輸は、皮肉にも“オウンゴール”となり、日本にとっては新たなマーケティングの機会を、
マレーシアにとっては従来手に入りにくかった高級水産物の供給をもたらしている。
 中国との結び付きが薄れることで逆に軌道を取り戻す…そんな“玉突き現象”はマレーシア以外にもあるのかもしれない。
姫田小夏
全文はソースから
DIAMONDonline 4/13(土) 11:02配信
URLリンク(news.yahoo.co.jp)


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