さまざまな思惑渦巻く「多国間軍事演習」中心的役割果たせば地域での発言力に影響 中国が参加熱望するコブラゴールド [4/12] [仮面ウニダー★]at NEWS4PLUS
さまざまな思惑渦巻く「多国間軍事演習」中心的役割果たせば地域での発言力に影響 中国が参加熱望するコブラゴールド [4/12] [仮面ウニダー★] - 暇つぶし2ch1:仮面ウニダー ★
24/04/12 13:38:12.21 8B35oSaf.net
世界では各地でさまざまな多国間軍事演習が行われている。
例えば、太平洋地域で2年ごとに行われている環太平洋合同軍事演習「リムパック」は参加国数、参加艦艇数、開催期間など
世界最大規模だ。1971年から始まり、日本は80年より参加するようになった。
今では「リムパック」主要国であり、訓練課目によっては中心的役割を果たす。次回は今夏に開催されることが決まっている。
最初から多国間で行われる演習もあれば、徐々に規模が拡大され、それに伴い参加国が増えていく演習もある。
例えば、タイで毎年行われ、アジア最大規模とも言われる「コブラゴールド」だ。今年は2月27日から3月8日まで開催された。
「コブラゴールド」はもともと米・タイによる2カ国間軍事演習として82年に開始された。
ベトナム戦争において、米軍はジャングルや気候、現地人とのコミュニケーションに悩まされた。
そうした環境を学ぶために、同じ東南アジア地域のタイと協力して軍事演習を行う意義は大きかった。
また、当時は東西冷戦の真っ只中で、米国には東南アジアが共産圏に染まることを阻止したい思惑もあり、
タイと安全保障上のつながりを持ちたいという理由があった。
タイもASEAN(東南アジア諸国連合)での発言力を高めるため、経済的にも軍事的にも周辺国との関係を
深めることを希望していた。そのために「コブラゴールド」への周辺国招待も増やしており、日本も2005年から参加している。
他方、一帯一路政策を掲げて、アジア全体からアフリカ地域までも影響力を高めたい中国は、
ロシアや上海協力機構加盟国を集めてほぼ毎年「平和の使命」と名付けた軍事演習を実施している。
だが、これはあくまで仲間内の顔合わせに過ぎず、中国の軍事力をアピールするため、いくつかの多国間軍事演習にも
顔を出している。14年に初参加した「リムパック」もその一つであったが、
演習中に諜報活動を行ったことで参加国から非難され、16年を最後に招待されなくなっている。
その中国がいま本格的に参加を熱望しているのが「コブラゴールド」だ。
同演習内の防災訓練にのみ参加しているが、いずれはさらに多くの訓練課目に部隊を派遣したい考えだ。
こうしてさまざまな思惑が渦巻く多国間軍事演習だが、例えるならばオリンピックのようなものだ。
参加することに意義があり、そこで中心的な役割が果たせれば、その地域での軍事的な発言力も増す。
日本も現在のインド太平洋地域だけでなく、今後は欧州へも遠征し、2カ国間から多国間までの幅広い演習に
参加していくことだろう。
■菊池雅之
2024.4/12 11:00
URLリンク(www.zakzak.co.jp)


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