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（台北中央社）半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造（TSMC）の魏哲家最高経営責任者（CEO）は6日、熊本県菊陽町の同社熊本第1工場で岸田文雄首相と面会した。岸田氏や地元企業などとの会談で、熊本第2工場も同町内に建設すると明言した。
第1工場はTSMCやソニーグループ、自動車部品メーカーのデンソーなどが出資するJASMが運営している。中央社の取材に応じたTSMCによると、岸田氏はJASMが将来、地域に経済成長をもたらし、人材育成に貢献することに深い期待を寄せているとの考えを示した。また、日本の半導体サプライチェーン（供給網）を政府として支持することに対する決意を改めて表明した。
魏氏は、日本は世界的な半導体エコシステムの中で重要な一部分を担っていると強調。TSMCは日本の半導体産業にとって長年の密接な協力パートナーであり、JASMはTSMCと日本政府を含む日本各界の協力のマイルストーンと見なせると述べた上で、日本政府のJASMに対する支持に改めて感謝を示した。
（鍾栄峰／編集：田中宏樹）
台湾フォーカス 2024/04/07 16:30
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