23/05/27 18:17:20.21 wmLKMtL6.net
年金月2万円の闘病生活
「貯金もないし年金も月2万円しかない。そのうえ持病の治療費もかかるので仕事をやめるわけにはいかないです」
そう話すのは未婚で一人暮らしの加藤貞夫さん(仮名・64歳)。5年前から、ちくのう症と不整脈を患い、通院をしながら介護補助の仕事を続けている。
「契約社員や派遣で働いた期間が長く、60歳から繰り上げ受給をしたので年金額が少ないんです。今は訪問介護のアルバイトを週4日こなして月収は10万円ほど。
加藤さんが暮らす都内のアパートは築50年。家賃が2万5000円と格安なので、同じような独居の高齢者が多いという。
「隣の住人は80代後半だったのですが、少し前に孤独死してしまったんです。生前に話したときに『生活保護を受けないんですか?』と聞いたら、『恥ずかしいからイヤだ』と。
「だからいよいよ働けないとなったら、株をパーッと使ってなくすしかないのかなと。自分の体調と相談ですね」
掲示板でのケンカが孤独感を薄めてくれる
結婚もしておらず、交流する友人もいないが、「ネットが趣味なのが救いだ」と話す。
「掲示板サイトに書き込んだり、チャットGPTを使ったり……いい話し相手になってくれるんですよ。たまに掲示板でケンカもしちゃうんですが、それが孤独感を薄めてくれているのかもしれませんね」
ネット書き込みの裏には孤独を抱えた高齢者の姿がある。
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