22/11/19 20:48:59.59 hQCeQEgj.net
河北新報
宮城県南で生産される柿に異変が生じている。柿が丸くならず、9割がいびつな形になっている地区もある。はっきりした原因は分かっていないが、4月の発芽以降の気象条件が影響した可能性がある。昨年も凍霜の被害を受けた農家は2年連続の打撃に頭を痛めている。
■二つや三つに割れ
「柿を栽培して40年になるが、これほどの変形被害は初めてだ」。丸森町耕野地区の八島哲郎さん(60)がつぶやく。実は多くが二つや三つに割れ、一部が突き出ているものもある。商品となるのは3000個ほど。例年の1割ほどに落ち込む。
白石市越河地区の大槻久雄さん(73)の柿も約7割が変形。例年なら変形柿は1000個に一つぐらいといい「味は変わらなくても皮をむくのに手間がかかる。干しても十分に乾燥せず、大半が廃棄処分となる」とうなだれる。
とりわけ被害が多いのが干し柿用の「蜂屋」という品種。県ころ柿出荷協同組合(白石市)によると、変形は白石、角田両市と蔵王町で収穫前の5割で確認。丸森町は9割が被害を受けた。組合で商品化できるのは例年の3割ほどにとどまるとみられる。
ピカ柿はネトウヨがくえ