22/05/27 22:29:30 /ybLwtg7.net
>>144
そもそも論として、国家に対する帰属がないと民主主義は成立しない
一つの国の中にAとBという2つのグループがあって、
それぞれが別の大統領候補を支持したとしよう。
投票で勝敗が決まったあと、その結果が受け入れられるのは
「A,Bともに同じ国の国民である」という国に対する帰属意識があるからに過ぎない
「あれは奴らが選んだ大統領だ、そもそも俺たちは奴らと同じ国の国民じゃない」
という主張が通ってしまえば民主主義的な選挙は全く機能しなくなる
中東やアフリカでは当たり前の現象だし、ヨーロッパでさえもこの問題からは自由じゃない
日本人にとっては、「自分たちが日本人であるか否か」というのは
議論する必要すらない、そもそも一度も疑問を持ったことすらないことだけど
世界のほとんどの国においては、
自分たちと、文化などの差異のあるエスニックグループが、
果たして同じ国家に所属する同じ国民なのか、というのは大きな問題だからね
日本人は恵まれ過ぎであり、その辺の自覚がなさすぎである
国際社会で余計なことに首を突っ込まなくてすむなら、それはそれで幸せなんだけどw