22/04/17 17:13:13 ZCW7DsY6.net
>>70
円安で円安メリットの輸出関連株が大幅安になる「なんで?」という場面も多く発生。円安が素直に買い材料とならなくなった理由は、原油など商品価格の高騰を警戒しているためだ。
4月初旬、米系証券大手がこんな仰々しい見出しのレポートを機関投資家向けに発行して注目を集めた。
タイトルは「日本の製造業は1975年以来で最大の交易条件ショックに直面する可能性」というもの。
一般的に、輸出物価が上昇・輸入物価の下落で交易条件は良くなるが、足元では輸出物価が下落し、輸入物価が上昇傾向にあるわけで、交易条件は「悪化」傾向である。それどころか、データを入手できる1975年以来移行で“最大の悪化”を記録していると同証券では指摘しているのだ。
理由は、原油など商品価格の高騰に加え、1ドル=120円を超える円安が進み、さらにはサプライチェーンの問題も抱えているから。
仮に年末にかけてサプライチェーンが部分的に回復することを標準シナリオにしても、交易条件要因で経常収支の悪化幅(前年差)は12.7兆円にのぼると見込んでいる。この悪化幅が1975年以降で最大になるそうだ。
もちろんこれは一つの分析に過ぎないが、米系証券大手のレポートだけに多数の機関投資家の目に留まったであろうことは予想に難くない。
ネトウヨ涙が出てますね