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竹島を「Take Shima」と日本名で表記した、1952年10月発行の米国政府の海図1点が見つかった。公益財団法人「日本国際問題研究所」(東京都)が19日発表した。調査を担った島根大学の舩杉(ふなすぎ)力修(りきのぶ)・准教授は「戦後の日本領を規定したサンフランシスコ平和条約(51年9月調印、52年4月発効)の起草国・米国が、起草時に竹島を日本領と認識していたことを示している」と語る。
研究所は2018年から、舩杉准教授に依頼して竹島関係の古地図を調査している。今回の海図は日本列島や中国東部、朝鮮半島が範囲で、縮尺は646万9545分の1。20年秋~21年1月に米国、英国、ドイツの古書店から購入した米英政府の海図や航空図約30点を調べた。今回の海図は米国・カリフォルニア州の古書店から購入したものという。
海図で、竹島は日本名で「Take Shima」、韓国の鬱陵島(ウルルンド)は韓国名で「Ull●(uの上に-)ng Do」と記載されている。舩杉准教授は「平和条約で日本が放棄した朝鮮や済州島、鬱陵島などは韓国名で表記している一方、竹島は隠岐諸島や対馬と同じく日本名で記されている」とし、「海図が発行された52年10月の時点で、米国政府が竹島を日本領と認識していたことが確認でき、日本側の主張を補強する資料だ」。
海図の複製版は竹島資料室(松江市殿町)で展示されている。舩杉准教授は「22日は竹島の日。改めて国内外の人に日本側の主張が正しいことを知ってほしい」と話す。(浪間新太)
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