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ハクサイの普及は、栽培より育種の成功によるところが大きい。
普及のきっかけとして、日清・日露戦争に従軍した農村出身の兵士たちが、
支那で食べた白菜の味を気に入って持ち帰ったからと言われているが、
各地で栽培が試行されたもののほとんどは、品種維持に失敗したと見られる。
日本で結球種のハクサイが食べられるようになったのは、20世紀に入ってからである
江戸時代以前から、日本には度々ツケ菜として非結球種が渡来したが、いずれも交雑により品種を保持できなかった。
これは、現在でも育種家の課題である、ハクサイの強い交雑性が原因と考えられている
朝鮮半島での栽培
1909年日本統治下で朝鮮半島に清国1号という品種が持ち込まれたという記録がある