20/10/18 14:21:51.79 fAelq02D.net
フジ・プライムニュースでしたね。
見てました。
桜井さん、今回はちょっと言葉足らずだなあ、とは思いました。
実際には、旧帝あるいは早慶を中心に、防衛省技術研究本部から修士・博士課程に留学して学位を取得された方々は多く居られます。
問題となるのは研究テーマの選定。それを言わなきゃ。
例えば、東大が防衛省のC2輸送機の構造解析の依頼を行った際、「軍事研究は不可。」と断った件、とか。
担当研究室の教授はOKだったが、大学側が拒否した。
もうひとつは、その逆ケース、つまり国立大理工学部の准教授・教授などが防衛省に転職する場合で発生する問題。
出身大学でやっていた研究を引き続き防衛省で行う場合、出身大学の研究室との共同研究などの実施が難しい。
大学側が拒否するケースが多いのです。
桜井さん、こういう話をしてほしかったな。
ちなみに、中國では学会のプロシーディングスの表紙に自国開発の戦闘機の大写し写真を掲載したりします。
もちろん、著名大学(例えば北京航空航天大学など)は軍との共同研究など躊躇なくやってます。
例えば、同大学が設計したUAV(中高度長時間滞空無人機、BZK-005)を、尖閣周辺まで飛ばした事もあります。
確かハルビンの基地から飛んで来て、尖閣周辺を数時間にわたり侵犯しました。
こういう研究を、むしろ誇りを持ってやっているのです。
それを、「兵器開発の仕事に関わっている事に、後ろめたさは感じないのか?」なんて質問をしようものなら、変な思想の持主だと思われ確実に嫌われてしまうでしょう。
アメリカでは大学院の研究で、革新弾道ミサイルの概念設計、だのを堂々とやっており、羨ましく思った事もあります。
韓国人の大学院生(KARIの学生?)は、空中発射式巡航ミサイルの空力シミュレーションの発表をやってました。
私自身も、革新軍用輸送機の研究発表をやりましたが、その韓国院生の指導教授とは仲良く情報交換をする事が出来ました。
韓国人ですら日本人が戦略輸送機の研究をやっている事に、何の違和感も言いません。
「あなたの発表、見ましたよ! 面白いですね。」って言ってくれましたよw
もちろん、アメリカの学会での話です。
こういう事に、最も難癖をつけてくるのは中国人や韓国人よりも、
日本のメディア人が多いですよね。
ふつう、軍事研究者は、リスペクトを持って視られるものだと思う。
軍事に対して変な思想を持って視るのは、中國人や韓国人やアメリカ人ではなく日本人ではないかな?