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2020年9月14日、観察者網は、「どうして中国の女子はますますJK風のファッションを愛するようになっているのか」とする記事を掲載した。
記事は、スマートフォンの動画サイトを見ると、必ずと言っていいほど「JK風」の制服を着た女性の映像が目に飛び込んでくると紹介。「JK」とは女子高生を意味し、「JK制服」は女子高生の制服を指す言葉であるとする一方、中国における大衆の「JK制服」に対する認識はあくまで「JK風」だと伝えた。
そして、日本では女子生徒のシンボル的な意味を持ち、卒業すると着なくなる「JK制服」が、今の中国では独特のファッションスタイルとして確立しつつあり、大きな人気を博していると説明。ECサイトの淘宝では、この1年で「JK制服」の取引人数が3.5倍に増え、今年の春節期間だけで5億元(約78億円)の売り上げがあったと紹介している。
その上で、中国で「JK制服」が流行する理由について、まず「青春のシンボルとして、若者が美しき学生時代へのノスタルジーを表すアイテム」となっていることを挙げた。また、中国内外の女性アイドルグループが制服風のコスチュームを着て登場する機会が多くなっていることも「JK制服」愛好者が増える要因の一つになっているとした。
さらに、「中国でのJK制服の流行は、実は偏見に対する反抗でもある」との見方を示し、「1980年代に日本のアダルトビデオ産業が急速に拡大した際に、セーラー服にアダルトなイメージが定着するようになった。このイメージは中国でもなかなか拭い去ることができずにいる」と解説。「女子高生の制服=いかがわしいもの」というネガティブな固定観念を打破するために、愛好者たちが積極的にアピールしていると伝えた。
(翻訳・編集/川尻)
2020年09月18日 15時40分 Record China
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
中国で「JK制服」愛好者が増加 独特のファッションスタイルとして確立
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