【朝鮮日報/李明博】持ちこたえられなかったソムジン江の堤防 4大河川事業から外されたから [08/10] [新種のホケモン★]at NEWS4PLUS
【朝鮮日報/李明博】持ちこたえられなかったソムジン江の堤防 4大河川事業から外されたから [08/10] [新種のホケモン★] - 暇つぶし2ch1:新種のホケモン ★
20/08/10 14:11:48 CAP_USER.net
 「内心は言葉に言い表せない。しかし天候について私が何か言うことはない。体だけで出てきた」。一昨日夕方のテレビニュースで、ソムジン(蟾津江)江近くの集落に住むある高齢者が、河の水が氾濫し屋根しか見えなくなった村の様子を指さしながら、一見すると淡々とした表情でこのように述べた。自然に順応しようとする高齢者の思いに感動した。画面には牛が頭だけを何とか水の上に出し、畜舎の中で動き回る様子も映し出された。

 全羅北道南原市金池面のソムジン江堤防が決壊し、周辺で洪水が発生した。嶺南(慶尚南北道)と湖南(全羅南北道)の双方を豪雨が襲ったこの日、洛東江と栄山江は持ちこたえたが、ソムジン江の堤防は決壊した。するとSNS(会員制交流サイト)などでは「ソムジン江は4大河川事業から外されたから」と主張する書込みが相次いだ。この状況だとそのような指摘が出るのも当然のことだ。4大河川事業は、河の底を浚渫(しゅんせつ)し水量を増やすことで水不足に備え、堤防を補強して洪水を防ぎ、堰を積み上げ水門を設置し水の流れを管理するという3つの目的があった。

 漢江、洛東江、錦江、栄山江は4大河川事業の対象となったが、ソムジン江は除外された。李明博(リ・ミョンバク)政権当時、4大河川事業の本部長を歴任したシム・ミョンピル仁荷大学名誉教授は「多くの地域から『4大河川事業に入れてほしい』との声があったが、環境保護団体などが反対した。風光明媚なソムジン江はありのままの姿を保全すべきとの意見が多かった」と伝えた。

 文化日報が2017年5月に災害年報を分析し、4大河川事業が完了する以前(2006-12)と以後(2013-15)の自然災害による被害状況を比較して報じた。その結果、年間の死亡者と行方不明者は事業前には30.3人だったが、事業後は2人に減り、被災者は年平均2万6000人から4000人に減少した。自然災害に伴う浸水面積は357分の1に急減した。文化日報は専門家の話として「4大河川事業後、被害が減ったのは確実だ」と結論づけた。

 一方で監査院は現政権発足後に行った歴代4番目の監査で、4大河川事業に掛かった総額を31兆ウォン(現在のレートで約2兆8000億円、以下同じ)、便益は6兆6000億ウォン(約5900億円)と発表した。注目すべきは洪水予防の便益を「0ウォン」と結論づけた点だ。「事業完了後、雨が少なくなったため、洪水による被害が減少したという証拠を確認できなかった」というのだ。監査院の歴史に記録すべきあまりにもねじ曲げられた説明だった。この分析を行った複数の専門家も、ここ10年以上の間に水害義援金の募金がほぼなくなったことは認めるだろう。4大河川事業には影もあれば日の当たる側面もある。この2つの側面をどちらも見て、バランスの取れた議論をしなければ、公正な判断はできないだろう。

韓三熙(ハン・サムヒ)論説委員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2020/08/10 14:00

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