20/08/01 13:36:06 CAP_USER.net
ヒョンビンの肉体美は拝めなかったが…
『愛の不時着』のヒョンビンが演じたリ・ジョンヒョクは、第6話のある場面で「これまでに敵に倒されたことがないから」と、ヒロインのユン・セリにおずおずと告げる。
『愛の不時着』6話より
なんもそんなにおずおずしなくても…と思うのだが、リ・ジョンヒョクの魅力はまさにそんなふうに「男」を誇示しないところで、案の定というべきか、ドラマでは彼がその裸体を晒す機会は訪れなかった。
もちろんそんなもんなくても世界中の女子たちもヒョンビンにメロメロだし、この作品で韓国ドラマデビューした層であれば、夢中になるに値する面白さだったに違いない。
だがこれまでずっと韓流ドラマを見てきた筆者からすれば、シャツの上からでさえそれとわかる厚い胸板にガッチリと盛り上がる肩、太い二の腕を直接(じゃないけども)拝めないのは、クリームのってないクリームソーダ出されて「ソーダの中にクリーム味入れといたから、のっかってるつもりで飲んでな!」と言われているようなものだ。なんだか微妙に寂しい。
一般社会の実情はさておき、女性の露出描写を嫌う儒教社会の韓国では、テレビ(地上波)における女性の肌見せはほぼ脚のみに限られ、水着のシーンなども見られない。
その代わりといってはなんだが、妙に多く登場するのが「男の裸」である。「主人公の筋肉ボディが最大のウリ」かのように、とってつけたようなシャワーシーンなどが随所に盛り込まれた作品も少なくない。
例えば、日本では「韓国版『ボーン・アイデンティティ』」と宣伝された『THE K2』(2016年)では、主人公を演じる人気イケメン俳�