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▲ホン・ナムギ経済副総理兼企画財政部長官が16日、ソウル中区プレスセンターで開かれた未来経済文化フォーラム朝食会で「韓国経済・社会が進むべき6つの道」を主題に講演している。2020.6.16/ニュース1
韓国の国家競争力が日本を超えた。コロナ19を効率的に管理したことが日本を抜いた秘訣だ。企業経営陣に対する信頼感が高まるなど企業部門に対する評価も良かった。
ホン・ナムギ副総理兼企画財政部長官が16日、自身のフェイスブックに「韓国が(国家競争力順位で)人口2000万人以上の国家29カ国中、歴代最高順位である8位、いわゆる30-50クラブ7カ国中では4位でフランス、日本、イタリアより先んじた。順位が改善したと一喜一憂せず、私たちの経済が再び活力を生み出せるよう総力を挙げていく」と明らかにした。
スイス国際経営開発研究院(IMD)の国家競争力評価の結果、韓国は合計63カ国の中で23位を記録した。歴代最高値である22位(2011～2013年)に接近した水準だ。人口2000万人以上の国家(合計29カ国)では8位、2012年に記録した歴代最高順位と同じだ。国民所得3万ドル-人口5000万人以上の国家中では4位を記録した。
IMDの4大評価分野の中で韓国は経済成果(27位)では順位が足踏みした。しかし、政府効率性(31→28位)、企業効率性(34→28位)、インフラ(20→16位)で全部順位が上がった。経済成果では良好な経済成長(28→27位)、経済回復力(40→30位)、低い消費者物価上昇率(17→7位)等で順位が上がった。ただし失業率(18→20位)、公共の部分雇用比(9→12位)等では順位が下落した。公共部門雇用比は比率が増えれば順位が下がる。
政府効率性部門では政策透明性(42→32位)、中央銀行の役割(35→23位)等で順位が上がった。企画財政部部では100兆ウォン投資プロジェクト、コロナ関連景気対応のためのパッケージ支援など危機克服努力が加点要因になったと評価した。
企業効率性領域では経営陣に対する信頼感(59→47位)、企業回復力(28→13位)、企業の危機対応力(43→24位)等の順位が上昇した。国民の危機対応水準(41→27位)、社会価値観の競争力支持水準(38→26位)も順位上昇に寄与した。
インフラ部門では科学(3位)の順位がそのままであり、基本・技術・保健および環境・教育は全て順位が上がった。特にコロナ対応防疫対策、積極的保健支援など「K-防疫」の結果がインフラ順位を引き上げたという評価が出てくる。
ホン副総理は「IMDは今年、競争力指数で米中貿易紛争とコロナ19事態影響を反映したという。私たちの場合、これまでの努力に加えて最近K防疫とコロナ19危機克服のための景気対応努力などが反映されたと見られる」と明らかにした。
ホン副総理は「今は自営業者、小商工人、企業がコロナ19危機と困難を勝ち抜いて経済が活力を生み出せるよう政府は右往左往なしで総力を挙げる」とした。
財政と租税、雇用分野で順位が下落したことに対する残念さも伝えた。ホン副総理は「政府効率性と企業効率性、インフラ分野などは上昇したが財政と租税、雇用細部項目の順位が一部下落したことは残念として残る」と明らかにした。
ソース：マネートゥデイ（韓国語）韓国が日本先んじた…国家競争力克日
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