20/06/14 14:38:16.38 U5SkD37e.net
>>596
マルクス主義を突き詰めるとマジでそうなる
要は、資本主義の矛盾の源泉を「不労所得」に求める考え方
その考えに立つなら「資本家」は一般的には「経営資本家」になり、報酬は経営という「頭脳労働」に対して支払われる給与ってことになる
持ち株の配当とかは「オマケの不労所得」で、推奨されないもの
専業投資家はハッキリ「社会悪」
で、不労所得の何が問題かと言うと、それが階級社会を生むから
元々金持ちの家に生まれれば、生まれながらにして「資本家」になれるので働かなくても一生カネが入ってくる
逆に、投資できるだけの資本を持たない労働者は一生資本家に使役される
じゃあ資本家の仲間入りできるだけ稼げばいいんじゃないか?って発想も問題ある
労働者が対価を得るための「商品」は自分の身体しかない
肉体か頭脳か、いずれかを総動員して稼ぎまくるしかないが、それはおのずと限界ある
よって、労働者の成り上がり資本家と立場逆手させるためには、とんでもない才覚か、ハイリスクでも一発当てるギャンブルに勝つしかない
これは不平等じゃないか?ってそういう考えだよ
もちろん、ここまで純化しちゃうと賛否あるのは当然だし、極論ですらある
ただ、資本主義を容認するならば、確かに「不労所得の是非」を問い、財は可能な限り労働による対価として得られるものであるべきって視点も必要なんじゃないかな?
後、経営資本家なら「搾取」分はひとり占めせず、給与や一時金にちゃんと反映し労働者に分配する構造作ろうよって
ちなみに日本国憲法27条で謳われてる「勤労の義務」も実はマルクス主義的発想という説がある
元々の草案には「労働の権利」はあっただけで「義務」とは表現されてなかった
しかし、日本社会党がまさにこの「行き過ぎた不労所得の跋扈」に警戒し、義務条文を付け足すという提案を行いそれが採用されたという、そういう説