20/06/14 13:52:27 AB/i5YN9.net
>>577
馬鹿馬鹿しい
話を単純化するな
まず最初に言われたことを思い出せよ
労働力ってのは商品なんだよ
資本家は労働力を商品として購入してるだけ
その商品の価格=賃金はどうやって決まるかって言うと、実際に労働した量に応じた額ではない
賃金は労働力(つまり労働者)の生活の維持、再生産ができる額になる(生活ってのは衣食住以外の趣味に使う額、子供の教育費も含む)
例えば6時間分で15000円が標準的な生活様式に基づく一日につけられる労働力の「価格」としよう
綿花を加工して綿糸を作る会社では
20時間分の労働が対象化された綿花を50kg仕入れている
4時間分の労働が対象化された機械が磨耗した
綿花の加工に6時間分の労働が必要になった
その結果50kgの綿糸ができる
これを75000円分で販売しなければならない
原価として綿花50kg50000円と機械10000円、労働力の賃金15000円がかかっているわけだからね
ところが綿花を100kg仕入れたらどうだろう?
40時間分の労働の綿花 100000円
8時間分の機械の磨耗 20000円
ここまでは単純に2倍仕入れているので2倍になる
ところが労働力についてはどうだろう?
12時間労働が必要になるけど1日に再生産できる価格としてつけられた額15000円が変わることはない
だから合計135000円の費用で150000円の綿糸を作ることができる
差額の15000円は資本家の利益となる
搾取ってのはこういう理屈だよ