20/06/01 09:32:08 CAP_USER.net
米国のトランプ大統領が30日、今月予定されていた先進7カ国(G7)首脳会議を9月に延期し、韓国、オーストラリア、インド、ロシアの4カ国を追加で招待する考えを示した。
トランプ大統領は今回のG7首脳会議の議長として、他の会員国からの強い反対がなければ、希望する国をオブザーバー(議決権のない参加国)として招待できる。
米ホワイトハウスのアリサ・ファラー戦略広報局長は招待の背景について「中国に関する将来の問題を議論するため、伝統的同盟国を呼び集めるということだ」と説明した。
コロナ感染症や香港保安法問題などで米中関係が最悪の状況にある中、同盟国の韓国、オーストラリアと中国に隣接するインド、ロシアなどを一同に集めることになる。
「先進国クラブ」のG7首脳会議に招待を受けるのは、通常であれば歓迎すべきことだが、中国包囲網への参加が求められるとの懸念も一方で出ている。
トランプ大統領はこの日「G7が今の世界を適切に代表しているとは感じられない」として韓国などを招待する計画を明らかにした。
トランプ大統領はフロリダ州のケネディ宇宙センターで行われた有人ロケット「スペースX」の発射に立ち合った直後、ホワイトハウスに戻る専用機エア・フォース・ワンの中で記者団の取材に「(G7は)非常に時代遅れの国家グループだ」とした上で上記のように述べた。
G7には米国のほかドイツ、英国、イタリア、日本、カナダ、フランス