20/05/29 17:08:32 CAP_USER.net
新型コロナウイルス流行前の訪日外国人客の主力だった中国人や韓国人は、現在でも訪日旅行の意欲が高いようだ。
日本インバウンド・メディア・コンソーシアム(JIMC)が4月初旬にチャットアプリ・微信(WeChat)を通じて中国人145人を対象に行った調査で、日本がコロナ収束後に訪問したい海外旅行先の1位となった。行きたい国に日本を挙げたのは44%で、2位のタイを大きく引き離した。欧州は7%だった。
訪日旅行については、37%が「自国政府が安全宣言を出したら行く」、21%が「日本政府が安全宣言を出したら行く」と回答。「1年以内は行かない」は19%、「1年以上行かない」は9%だった。人気の都道府県は、北海道がトップで、以下、東京都、大阪府、京都府の順だった。
3月に発表された、艾威聯合旅遊顧問機構、中国康輝旅游グループ、太平洋アジア観光協会が共同で行ったコロナ後の旅行意欲に関する調査報告でも同様の結果が出ている。同調査では、海外の行きたい場所として日本を挙げた人が18%で最多となり、2位がタイと欧州(14%)だった。
日本製品不買運動が続いていると言われる韓国でも、日本は旅行先として一定の人気があるようだ。韓国紙・中央日報によると、オンライン宿泊サイト「ブッキングドットコム(Booking.com)」が3~4月に利用者のお気に入りリストの情報を分析したところ、国別では1位が韓国(国内旅行)、2位がインドネシア、3位がタイで、日本は4位に入ったという。
日本政府観光局が発表した2019年の訪日中国人は前年比14.5%増の959万4300 人。韓国人は日韓関係悪化の影響で8月以降減少したが、それでも2番目に多い558万4600人(前年比26%減)だった。(編集/北田)
Record China 2020年5月29日 13時20分
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