20/04/29 19:56:15 CAP_USER.net
>>1
続き
米国で韓国に理解を示す意見も
しかしワシントンではこの3月、韓国のハリス叩きをある程度認めるような評論記事が登場した。
「責任ある国家統治のためのクインシー研究所」(Quincy Institute for Responsible Statescraft)URLリンク(quincyinst.org)という新設の研究機関の機関誌に掲載された「ハリス大使が韓国に命令を下す」というタイトルの記事である。筆者は韓国情勢に詳しい米人ジャーナリストのティム・ショロック記者だった。同記事は、「ハリス大使が日韓両国間の歴史問題で日本を非難しないのは、母親が日本人であることの影響があるようだ」という趣旨の記述を含んでいた。
すると、政治外交雑誌の「ワシントン・フリー・ビーコン」などにこの記事を批判する記事が載った。ショロック記者のハリス大使の母親への言及そのものが「人種差別的」だとする批判だった。
ハリス大使の今回の「辞意示唆」報道には、このような複雑な背景が存在する。ハリス大使に対する韓国側の「反日」感情も、そうした不当な非難に対する同大使の憤慨も、悪化することはあっても少しも改善されてはいない、ということである。日本にとっては、韓国でのこうした動向を今後の韓国の日本への態度を占う指針として銘記しておくべきだろう。
だが、それにしても米国の軍人、米国の外交官としての任務を忠実に貫いてきたハリス氏が、母親が日本人という出自だけを理由に不当な攻撃を浴びるというのは、なんとも不運、不公正な事態である。
終わり〆