20/04/20 23:06:36 CAP_USER.net
2020年4月20日、韓国メディア・韓国日報は「丁世均(チョン・セギュン)首相が日本と米国にマスクを送る案を検討するよう指示した」と報じた。
記事によると、丁首相は最近行われた新型コロナウイルス感染関連の会議で「マスクを輸出・支援すれば国の格が上がる」とし、対象国として日本や米国を挙げた。これを受け食品医薬品安全処と外交部が必要な措置を協議しているという。
政府関係者は「米国は同盟国として、日本は隣国として助けるという意味」と説明。ただ、韓国でもマスク不足への懸念は完全に払拭(ふっしょく)されていないため、政府は「世論の反応を見て判断する」との方針を固めた。特に日本への支援については「より慎重に決定する」と話しているという。
丁首相が支援対象国に日米を挙げたことについて、記事は「マスク支援を関係改善のきっかけにしたい考え」と指摘し、「日本とは元徴用工判決以降、最悪な関係が続いている。米国とも北朝鮮の非核化問題などにより順風満帆とは言えない状況だ」と説明。また「背景には世界1位、3位の経済大国へマスクを支援すれば国のイメージアップにつながるとの判断もある」とも伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザからは「いまだに大変な思いをしてマスクを購入している。他国にあげるくらいなら国民に無料で配布してほしい」「国民には一週間に2枚しかくれないのに、輸出だと?」「韓国国民もまだ高いお金を出してマスクを買っているよ」などマスクの支援に反対する声が続出している。特に日本への支援に反対する声が多く、「貿易戦争中の日本になぜ?あきれる」「日本だけには送らないで。送っても感謝されないから」などの意見が見られた。
一方で「新型コロナ事態終息には人類愛が必要。応援する」という賛成意見や、「輸出するマスクに小さく韓国の国旗を印刷してほしい」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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Record China 2020年4月20日 15:00