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「人民元圏で生きる決意」を固めた韓国 / 「日韓スワップ終了」を真田幸光教授と考える 2015/3/2
─ 今後、韓国が金融面で困った時に日本は助けないのですか?
真田:容易には助けないと思います。日本の金融界には「恩を仇で返された」との思いが強いからです。
韓国人は、あるいは韓国メディアは「1997年の通貨危機は日本のために起きた」と主張します。
でも、それは全くの誤りです。あの時は、欧米の金融機関が韓国から撤収する中、最後まで
邦銀がドルを貸し続けたのです。韓国の歴史認識は完全に誤っています。
鈴置:当時、真田先生は東京三菱銀行で韓国を担当しておられました。私も日経新聞のデスクとしてアジアをカバーしていました。
あの頃は、韓国人の中でも分かった人は「日本は最後まで面倒を見てくれた」と語っていました。
1998年と思いますが、危機の原因を追及した韓国国会でも、それを前提にした質問があったそうです。
でも今やそんなことを語る人はいない。韓国では日本が悪者でなければならないからです。
当時をよく知るはずの記者も「日本の貸しはがしが危機の引き金となった」と書きます。
真田:米欧が貸しはがす中、我々は最後まで引かなかった。「日本が引き金になった」とは言いがかりも甚だしい。
これだけは記録に留めていただきたい。邦銀の担当者は本店を説得し、欧米が逃げた後も最後まで韓国にドルをつないだのです。
韓国が国際通貨基金(IMF)に救済を申請した後でも、KDB(韓国産業銀行)とIBK(中小企業銀行)へは
日本輸出入銀行がドルを融資しました。我々、邦銀の韓国担当者が走り回った結果です。
それなのに「我が国の通貨危機は日本が起こした」と世界で吹聴する韓国。そんな国を助ける気になるでしょうか?
麻生太郎財務相が2014年10月に「韓国から申し出があれば、スワップの延長を検討する」
と国会で答弁したのも、恩を仇で返す国への不信感が背景にあったと思います。
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