20/02/23 11:15:53 CAP_USER.net
30人(17日)→31人(18日)→51人(19日)→104人(20日)→204人(21日)→433人(22日)。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が急増している。1日で2倍に増えている。
こうした状況の中で医学団体が感染症被害の最小化に向け政府危機段階を「深刻」段階に引き上げ、
宗教集会など多くの人が集まる社会活動を自制すべきという勧告を出した。
委員会は「これまで明らかになった新型肺炎の臨床的特性を総合すると、新型肺炎は初期症状が激しくなく一般の風邪と似ており、
この時期にウイルスの排出量が多く結果的に地域社会感染がとても速く高いものと観察される」と明らかにした。
20日現在、中国湖北省は3.3%の致死率を示しているが、湖北省以外の地域は0.7%、
中国以外の発生国は0.9%と1%未満の致死率を示しているというのが委員会の説明だ。
この数値はインフルエンザの致死率0.05%より高いが、重症急性呼吸器症候群(SARS)の10%、
中東呼吸器症候群(MERS)の30%よりは大きく低いと委員会は付け加えた。
それでも脆弱集団に対する懸念は示した。委員会は「高齢者と慢性疾患者(心臓病、糖尿、呼吸器疾患、高血圧、がんなど)のような
脆弱集団では感染が重い結果を招くことになる。中国の報告でも60歳以上の高齢者が全患者の30%と死亡の80%以上を占めている」と明らかにした。
新型肺炎の拡散が速いと観察されているだけに政府の戦略に変化が必要だと指摘した。
委員会は「このように症状は軽微で、伝染力が高い新しいウイルス感染症の地域社会感染を完全に遮断するのは事実上不可能だ」と強調した。
このため委員会は「これからは感染者の発見と接触者の隔離など遮断中心の封鎖戦略(1次予防)から、地域社会拡散を遅延させ、
これによる健康被害を最小化する緩和戦略(2次予防)の方向に転換していかなければならない時期になった」と明らかにした。
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