20/01/21 03:32:45 b2Gy8LhI.net
>>975
うーん勘違いしてない?
枠組みってのは「アプリオリな総合判断(ユークリッド幾何学的な法則)が経験の形式的な構造ないし概念枠を形成するものとして経験に先立つことによって,はじめて経験が成立する」っていうカントの認識理論のことな?
アプリオリの中にはユークリッド幾何学的な法則が含まれていて、科学的な経験はそれらの法則が「概念枠」となることにより成立する
で、確かにニュートン力学とそれを更新するアインシュタインの相対性理論では科学的な事実が異なってしまう
でもな相対性理論も光速度の一定不変性という根本経験と,あらゆる慣性系における物理法則の不変性(カントにおけるカテゴリー)とを二つの原理として,そこから「空間」「時間」「質量」といった物理学の基本概念の根本的な変革にもとづく相対性理論を生み出している
つまり「概念枠」の中身が変化しただけでカントの批判哲学、「経験の形式的な構造ないし概念枠を形成するものとして経験に先立つことによって,はじめて経験が成立する」という枠組みは崩れていない
科学革命なる科学の発展が起きたところで相対性理論も同様に「アプリオリな総合判断が経験の形式的な構造ないし概念枠を形成するものとして経験に先立つことによって,はじめて経験が成立する」という「枠組み」を持っている
あんたは終始、パラダイム?の変化に拘って「科学は進歩する」と言い張ってるけどな
それはカントの議論では問題じゃないんだよ(クーンのパラダイム論では問題になるみたいだが)
ニュートン以後に対応できない?
「枠組み」の意味をよく理解しなかった(こちらが教えてやらなかったのかもしれないが)故の誤解だよ
アインシュタインの相対性理論にもカントの枠組みは通用している