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【話題】なぜ日韓関係はここまでこじれたのか →元朝日新聞政治部長「安倍首相と文大統領という不幸な組み合わせのせい」[12/9] - 暇つぶし2ch4:鴉 ★
19/12/09 22:27:50 CAP_USER.net
そこに「未来への想像力」はあるのか

韓国政府がGSOMIA破棄の延期を決めたことを受けて、日韓両国の間では対韓輸出規制問題で協議が始まった。12月に予定されている日中韓首脳会談の機会に日韓首脳会談を実現するための環境整備も始まったようだ。しかし、首脳間に問題を解決しようという強い意志と、相互の信頼関係がなければ、前に進むことは難しいだろう。

中曽根元首相は首脳外交について、「首脳間の信頼が、外交を動かすのです。そして、各国首脳の信頼を得るために必要なのが、個々の政治家の力量です」と述べている。信頼関係など一朝一夕にできる者ではない。まして、これまで互いに相手を快く思っていない2人であればなおさらである。

日本政府の中には、「日本からは動かない。韓国がどう出てくるか見るだけだ」という消極的な意見が主流になっている。そればかりか日韓関係は今の2人の首脳が交代するまで動かないだとうという見方が強まっている。似たような空気は韓国内からも聞こえてくる。

しかし、2人の首脳のすれ違いや不信感で日韓両国の国民が不利益を被るというようなことはご免こうむりたい。首脳間の不信感が顕在化し国民が共有するようになると、互いの国民が批判、非難し合うようになりかねない。2人の首脳は数年後に今の立場を去ることになるが、国民の間の不信感は残り、修復にはさらに長い年月を要するだろう。

首脳外交の時代に首脳同士のケミストリーが国家関係の良し悪しに大きな影響力を持つことはある程度は仕方ないが、だからこそ首脳は個人的な感情や好み、主義主張にこだわり過ぎず、問題解決に取り組むべきである。

その場合に必要なことは現実を直視し二国間の将来を考えることであろう。中曽根元首相が言う「政治化の力量」には、中長期的に問題を考えることのできる「未来への想像力」も含まれているだろう。


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