19/11/20 09:25:20 CAP_USER.net
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、「国民が問う 2019国民との対話」で、
23日午前0時に終了を迎える韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、「GSOMIA終了問題は日本が原因を提供したものだ」と述べた。
その上で、「韓国は日本の安保にとって大きな部分で防波堤役をしてやっている。
しかし、日本は輸出規制をする際、『韓国を安保上、信頼できないため』という理由を挙げた」と語った。
文大統領は「(日本は)韓国に輸出されるフッ化水素などの半導体材料が北朝鮮などに渡り、
多重殺傷武器になる可能性もあるので、韓国を信じられないということだ」
「安保上、信頼できないと言いながら、軍事情報は共有しようというなら(それは)矛盾した姿勢だ」
「疑惑自体がとんでもないが、(日本が)仮にそうした疑いを抱いているなら、輸出物資統制を強化してほしい、
あるいは韓日間の意思疎通を強化しようと言うべきなのに、何の事前要求もなしにある日突然、輸出規制措置を取った」
「我々としては、当然取るべき道理を取ったもの」と言った。
日本の韓国に対する輸出規制措置の解除なしにはGSOMIA延長もないというこれまでの見解をあらためて強調したものだ。
ただし、文大統領は「最後の瞬間までGSOMIA終了事態を避けることができるなら、日本と共に努力していく」と言った。
また、「我々の安保にとっては韓米同盟が核心だが、韓米日の安保協力も重要だ。GSOMIAが終了することがあっても、安保上の協力を続けていく」とも述べた。
GSOMIA終了時に韓米日情報共有約定(TISA)などで代替するという意味だ。
しかし、米政府や専門家らは、TISAでは安保協力に限界があり、GSOMIA終了は韓国はもちろん、米国の国益にも害を及ぼすとして反対している。
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