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韓国名門大の米国人教授が「慰安婦研究の学者はうそつき」と発言、学生会が謝罪要求[11/5]
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2019年11月1日、韓国・聯合ニュースは、漢陽(ハニャン)大学の韓国系米国人教授が講義中、慰安婦被害者に関して「不適切な発言」をし、学生が謝罪を要求していると伝えた。
記事によると、この教授は「慰安婦を研究する韓国の歴史学者たちは定量的研究を活用せず、5~10人の最悪の事例に注目し、全慰安婦を一般化した」「民族主義的なうそつき」と批判した。
また「慰安婦のようなセンシティブなテーマについて話すのなら、その数が何人だったのか、そのうちよくない待遇を受けたのは何人だったのかを明らかにすべきだ」とも述べたという。
受講した学生からの情報提供により、当該学科の学生会は先月30日、「反省の態度と改善の意志がない」として、この教授に公式の謝罪を求めた。
学生会との面会の席で、教授は「多様な方法論を示すべき講義で、慰安婦についての研究に言及しただけ」と返答したという。
これについて学生会は「学問の多様性を掲げながら、旧日本軍慰安婦に対する偏向的な視点で、人権侵害的発言と歴史歪曲(わいきょく)を正当化している。
被疑者に対する人権冒瀆(ぼうとく)だ」と批判している。また、英語で行われた同講義の音声を確保しており、校内人権センターなどを通じて問題を提起したという。
記事によると、この教授は3年前にも「慰安婦被害者の言葉を無条件で信用するわけにはいかないし、日本政府だけの責任と見ることはできない」と主張し、大学から警告を受けていた。
問題が再発したことを受け、大学側は「重く受け止めている。事実関係の確認に努めており、迅速に処理する」とコメントしているという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「大学の対応はいいと思う。再発がないよう、罷免を要求するべきだ。警告くらいではまたやるよ」「学生会はよくやった」「漢陽大の学生は賢いね」
「こんな人が学生を指導していいのか」「多様な学問?複数の国に被害者がいて、たくさんの証言があって、存命の被害者もいるのに」
「植民地時代、例えば慰安婦にお金を与え悪くない待遇をしていたとしても、そんなことは重要ではない。彼女たちに、仕事を拒否する選択権があったのか、自由があったのか、だ。
こんな人が学者だなんて、腹立たしい」など、当該教授への批判と学生会への賞賛の声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)