19/10/17 10:58:08 MbnCahHB.net
江戸時代中期以降の日本は豪農、富農が増えて日本国内の観光
「お伊勢参り」が流行しました。
そんな流行の中、旅路途中の街道に多くの旅籠や木賃宿なども増えまして
たまに旅行移動中の者の中にはお金を落としたり体調不良などの
者も出たりで旅籠や木賃宿までたどり着けず泊まる場所にも苦労する者
なんてのもいました。
そこで豪農、富農のお人は地元の街道沿いにそういった旅行者への
不慮の事態に緊急対応できる優しさを小さなお参り用の雨風から
一時的に身を守る祠を作ったり、お地蔵さんなどの偶像物へ
日持ち良く食べられるお供え物とか置いておく配慮をしました。
公共の場所へ食べられる果実を植える行為の目的は
旅人などへの緊急時の食料として誰でも食べて良いというのが
日本社会における基本的な道徳なのですよ。
お地蔵さんのお供え物