19/09/05 13:29:56.11 CAP_USER.net
【新・悪韓論】韓国・文政権、反日に続いて進める“反米洗脳” 「空洞化」する米韓同盟…中国には「三不の誓い」でひれ伏し“隠れレッドチーム”入り
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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権による「断米方針」を、ドナルド・トランプ米政権が見極めた。米国の警告を無視して、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を決定したうえ、在韓米軍基地の早期返還を要求するなど、「米韓同盟の空洞化」「中国接近」を進めているからだ。文大統領が法相に強行任命しようとしている最側近のチョ国(チョ・グク)前大統領府民情首席秘書官も「反日・離米派」とされる。今後、北朝鮮との「赤化統一」に向けた“国民教化(洗脳)”が始まるとの分析がある。ジャーナリストの室谷克実氏が核心に迫った。
文政権は、日本との外交関係を破綻状態にした。そして今は、米国に噛み付いている。反日に続いて「反米の本性」も隠さなくなったのだ。
この先、文政権が進めるのは「米韓軍事同盟の空洞化」だ。そして、国内に向かっては、「日米の理不尽な圧迫による被害者」であるかのように装い、「こういう状況なのだから、中国に近づき、北朝鮮との友好を進めるほかに道はない」と“国民教化”を進めていくのだろう。
文政権は2017年10月、中国に対して「三不の誓い」を提出した。高高度ミサイル防衛網(THAAD)の韓国配備に対する、中国の報復を中止してもらうための措置と説明されている。
しかし、(1)THAADの追加配備はしない(2)米国のミサイル防衛(MD)体制に加わらない(3)日米韓を軍事同盟にしない-との内容は、実は文政権の本音だ。国民に向けては「仕方がなくて取った措置」を装ったのだ。
(3)からすれば、GSOMIA破棄決定は、当然の帰結だ。昨年8月にあっても不思議はなかった。しかし、軍部と保守派が強く反発することは必至だったから、断念したのだろう。
(2)は、まさに「米韓軍事同盟の空洞化」を目指す意向の表明だ。
「三不の誓い」が出た時点で、文政権の韓国は“レッドチーム入り”したのも同然なのだ。「三不の誓い」後、韓国は日米韓の合同海上訓練を拒否した。米国は米韓、日米の合同訓練を別個に実施した。日米韓の三角軍事連携はすでに「△型」ではなく「∧型」になっていたのだ。
文政権が今回、GSOMIA破棄に踏み切ったのは、(1)軍部を完全に掌握した(2)日本の輸出管理強化への対抗意識として政権が煽った不買運動(=『反日』ではなく『反安倍』と称しているが)が「トータルな反日運動」として広がり、保守派の反対を押さえ込める状況になった(3)北朝鮮メディアが「廃棄」を迫る論説を載せた(=つまり、文政権への指令があった)(4)文大統領の「お気に入り」である最側近、チョ国氏のスキャンダルへの“目くらまし”が必要だった-などの条件が重なったからだ。
政権中枢としては、「ここで破棄決定しなければ、来年は分からない」との思いだったのだろう。
GSOMIA破棄に対して、安倍晋三政権は「あきれた」といった反応を示したが、米国は韓国の呼び方を「リパブリック・オブ・コリア」から「文在寅アドミニストレーション(政権)」に変えて、高官が次々と「失望」を表明した。
「言われっぱなしではいけない。何でもいいから反論しなくてはならない」と、蟷螂(とうろう)の斧を振り回すのが韓国の国民性だ。そうした国民性に加えて、文政権としては「ここで米国にもケンカを売っておくことが得策だ」と読んだのだろう。
駐韓米国大使を呼びつけて、「失望発言を自粛せよ」と迫り、あえてこのタイミングで「在韓米軍基地26カ所の返還要求」を打ち出してみた。来るべき「断米」に向けての“国民教化”の一環といえよう。
“隠れレッドチーム”は、その都度、被害者を装い“国民教化”を繰り返しながら、コマを進めていくだろう。日本人の常識では捉え切れない隣国だ。最大限の警戒を怠ってはならない。
■室谷克実(むろたに・かつみ)
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
夕刊フジ 2019.9.5