19/08/07 11:23:28.84 J3AOClZ0.net
結論を言えば、韓国のホワイト国からの除外で影響は極めて限定的だ。
それにもかかわらず、相変わらず不安をあおって“空騒ぎ”している。
まず、「今回の輸出優遇からの除外で、個別許可の品目は第1弾の3品目から1000品目以上に増える」と、
もっともらしく語られている点だ。
これは明らかに輸出管理制度への無知からくるものである。
確かに、ホワイト国への輸出に認められている包括許可(これを「ホワイト包括」という)は、
韓国に関してはなくなった。
だからといって、全ての品目が個別許可の対象になるわけではない。
別の包括許可制度があって、ほとんどそれでカバーされてしまうのだ。
その結果、まともな企業にとって輸出の実態にはほとんど影響がないと言ってもいい。
これは「特別一般包括制度」といって、輸出者が輸出管理の社内規定を整え、経産省の立ち入り検査を
受け入れることを前提に取得できるものだ。
通常の取引をしているまともな企業の多くは、これを既に取得している。
「個別許可の品目が1000品目以上になって影響は大きい」という論者は、
こうした実態を知らないようだ。
それを恥ずかしげもなくメディアでさらけ出している論者のいかに多いことか。