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【台北=田中靖人】台湾の野党、中国国民党は15日、来年1月の総統選の候補を決める予備選で、韓国瑜(かん・こくゆ)高雄市長(62)が勝利したと発表した。8~14日に実施した世論調査の支持率で首位を占めた。鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘(かく・たいめい)前会長(68)は最終盤で失速し逆転は果たせなかった。
世論調査の支持率は韓氏44・8%、郭氏27・7で、約17ポイントの大差がついた。
韓氏は昨年11月の統一地方選で「韓流」と呼ばれた党内の支持を固めて逃げ切った。郭氏は鴻海創業者の知名度と豊富な選挙資金による大規模な宣伝で調査開始直前には韓氏に数ポイント差まで迫ったが、財源の裏付けのないバラマキ政策の乱発や失言が相次ぎ、失速した。
郭氏には離党して参戦するとの見方もあったが、15日午後に予定していた記者会見を中止し、声明文を発表するとしている。大差での敗北で、結果を受け入れるかどうかが注目される。
韓氏は結果発表後、台北市内の国民党本部で「蔡英文政権はこの3年間、台湾にいったいどのような希望をもたらしたのか」と述べ、政権奪還に意欲を示した。
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産経ニュース 2019.7.15 12:50