19/06/26 13:34:14.18 CAP_USER.net
太平洋戦争中、インドネシアで戦死した旧日本軍の兵士らの遺骨収集を進めるため、日本とインドネシアの両政府は協定に署名し、2015年以降、行われていなかった遺骨収集が再開することになりました。
インドネシアでは太平洋戦争中に旧日本軍の兵士ら８万人余りが戦死し、このうち半分近くの遺骨が今も残されたままになっています。
インドネシアでは原則、遺骨収集を行うことは認められておらず、日本は特別な許可を得て遺骨を収集していましたが、2015年以降は協力の根拠となる覚書の期限が切れたため収集ができない状態が続いていました。
こうした中、日本とインドネシアの両政府は25日、収集作業を始める遅くとも６か月前に具体的な手順などを示した計画をインドネシア側に提出し、承認を得ることなどを条件に東部のパプア州と西パプア州で遺骨収集を再開させることに合意する協定に署名しました。
これらの地域には２万人近くの遺骨が残っているということで、日本政府は今年度中に収集作業を再開させたいとしています。
またこの地域は開発が遅れていて、地元からは遺骨収集に協力する見返りとして日本から経済的な援助を求める意見もあることから今後、対応を検討するということです。
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NHKニュース 2019年6月26日 4時48分