19/05/20 10:16:11.27 OLH1vfFK.net
永六輔氏が2003年2月のNHK「人間講座」において語った、
野口雨情の「七つの子」についての解説。
『この歌の詞は、朝鮮の人々を内地に強制連行して炭坑で働かせたが、
炭塵にまみれて真っ黒だったので、カラスと呼ばれていた。この人たちの
「早く故郷へ帰りたい」という思いを童謡という形にして書いたものだ。
この話は雨情の弟子筋から聞いた』と言うもの。
これに対して大阪大学名誉教授加地伸行氏の反論。
『七つの子は中国古典「詩経」の中の詩を踏んだ歌詞であり、元の意味は、
母鳥がみんな平等にエサを与えているから、みなすくすくと育っている。
それと同じように立派な人は誰に対するときでも態度が変わらない。
そのように一定なので、心がぐらぐらしないで、結んだようにしっかりとしている』
という事。そして、『漢籍に通じている明治時代の詩人と永六輔とでは、
格も力量も大差がある』と。
さらにこの「七つの子」が大正十年の作であり、朝鮮半島からの戦時徴用
が行われた昭和19年とはかけはなれているため、このような事実がありえないことと、
弟子筋の話として何の検証もなくウソ話を垂れ流してしまう
文化人としての自覚の無さを批判している。
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このパターン
似非理論語るのは時を問わず
フェイクニュースと同じで要注意