19/05/03 11:52:50.82 CAP_USER.net
>>1のつづき
日本の年号は結局、天皇制とは切り離す事ができない関連性を持っている。実際に日本国内でも天皇制廃止論が存在する。問題は果たして天皇制の中の一つの国家的象徴として法制化された『年号』を、日本の軍国主義の産物と見る事ができるのかどうかである。
ナム・ギジョン教授は、「被害国家の国民として再び過去の二の舞を演じないように日本に問題提起をする事はできるが、日本国民の意思全体を否定する方法以外の別のやり方にしなければならない」と助言した。
また、「我々は戦犯国家である日本についてだけ学び、戦後の日本についてはあまり知らない。1998年に行われた韓日共同宣言を見れば、植民地支配に対する謝罪と反省が盛り込まれている。安倍晋三政権がいかなる妄言を吐いても、これに対しては否定していないため、お互いの友好国として残っている」と付け加えた。
一方では、戦後に始まった象徴天皇制が戦犯国家である日本に免罪符となり、安倍晋三政権の問題点まで隠蔽していると批判されている。その為に天皇制の象徴である『年号』も、被害国家としては批判の対象になり得るというのである。
民族問題研究所のキム・ミンチョル責任研究員は、「日本は天皇制抜きでは説明し難い国家のため、これを文化的特殊性として見る事もできる」と言いながら、「安倍（晋三）政権は年号などの天皇制の産物を活用して、問題を隠蔽したり象徴的な求心体を作ろうとしている」と批判した。
続けて、「象徴天皇制が始まり、当時のヒロヒト天皇は戦犯裁判を受けておらず、これが日本が東アジアにしなければならない謝罪を希釈したり、歴史的感覚を後退させる役割を果たしたという懸念がある。戦争責任を回避するという側面から、年号を通じて天皇制というシステム自体に対する問題提起は可能である」と診断した。
･･･おしまい☆