19/04/29 22:14:45.13 CAP_USER.net
URLリンク(img.sbs.co.kr)
▲2008年湛江港に入港した日本艦艇
URLリンク(img.sbs.co.kr)
▲2011年青島に入港した日本艦艇
中国人民解放軍海軍創設70周年をむかえて国際海上閲兵式が開かれました。霧で覆われたその日、青島(チンタオ)近海では中国の最新鋭海軍戦力はもちろん、我が国をはじめとする様々な国家の艦艇も閲兵式に参加しました。日本海上自衛隊護衛艦「すずつき」もそのうちの一つでした。
「すずつき」は閲兵式開始以前からメディアの関心を集中させました。閲兵式二日前、青島港入港時に艦尾に日本帝国主義の象徴である旭日旗がはためいたからです。
(中略:韓国の国際観艦式で自衛隊が参加拒否)
関心の焦点は私たちと同じように日帝に侵略された過去のある中国がなぜ日本艦艇の旭日旗掲揚を特別に(?)許したのかに集まりました。最近、米国と葛藤をかかえた中国が日本との関係改善のために度量が大きな譲歩(?)をしたという報道が続きました。
ここで基本的な疑問がわきます。中国は本当に日本艦艇の旭日旗を特別に許したのでしょうか?「特別な許容」ということは過去に前例がなかったという前提が必要です。実際、1945年日本帝国主義崩壊後、日本海上自衛隊艦艇が中国の港に入港した事例は今回の場合に先立ち2008年と2011年の二度ありました。メディアはこの二度とも日本艦艇が旭日旗をおろして中国の港に入港したと報道しました。この様な前提ならば今回の青島入港は中国が特別に旭日旗掲揚を許したというのが正しいでしょう。これを土台に、なぜそうしたのかという分析記事も無理がないように見えます。
しかし、結論から言えば、この報道は事実と違います。まず2008年。日本海上自衛隊所属駆逐艦「さざなみ」号が中国広東省湛江港に入港しました。中国四川省で発生した大地震救護物資をのせて5日間湛江港に留まりました。その時、当時の日本放送会社が撮影した画面を調べると、さざなみ号に旭日旗がはためく姿が鮮明に捕えられています。
二番目の2011年。護衛艦「きりさめ」号は今回と同じ青島港に5日間留まりました。当時の映像は検索が難しかったですが、代わりにきりさめ号入港後の行事写真を探して確認したところ、やはり艦艇の上にはためく旭日旗を発見できました。
すなわち日本海上自衛隊艦艇は2008年も2011年も旭日旗を付けたまま中国の港に入港したという事です。従って旭日旗をおろして入港したという報道は最小限のファクトチェックもしなかった誤報だということです。
特別に許容したという前提の下に書かれた日本との関係改善のための努力の一環という分析も的はずれになってしまいました。北京のある消息筋は「日本海上自衛隊艦艇が過去に旭日旗をおろして入港したという報道は香港メディアで一番最初に見た」と伝えました。その誤った記事を中国報道機関と日本メディアを経て韓国メディアまでそのまま引用したと推定されます。日本海上自衛隊の立場では自発的に旭日旗をおろす理由がありません。当然、中国政府が旭日旗掲揚をただ一度も問題にしなかったという事です。
それではなぜ中国は日帝侵略の象徴である旭日旗にこのように寛大なのでしょうか?中国国民もこのように寛大な政府方針に同意するのでしょうか?当然そうではありません。メディアの自由が制限された中国社会の特性上表面に多くあらわれませんが、ウェイボなどを見れば旭日旗を叱責する内容が多いのです。今回も旭日旗に対する批判世論は少なくありませんでした。特に青島は1914年日本軍が青島市に無差別爆撃を加えて占領した辛い歴史がある所です。この様な歴史的傷痕がある青島に日本海上自衛隊船が旭日旗を前面に出して入港するのは話にもならないという意見が多かったです。
>>2-5あたりに続く
チョン・ソンヨプ記者
ソース:SBSニュース(韓国語) [取材ファイル]中国はなぜ旭日旗に寛大だろうか?
URLリンク(news.sbs.co.kr)
関連スレ:【旭日旗】 中国に旭日旗掲げた自衛隊艦艇入港~中国は阻止しなかったようだと中央日報[04/22]
スレリンク(news4plus板)
前スレ:スレリンク(news4plus板)
★1のたった時間:2019/04/29(月) 18:23:58.61