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文化マルクシズムとは、マルクス主義弁証法がフロイト理論と一つになったもので、
それはアイデンティティ(抑圧者、被抑圧者など)や文化に当てはめられる。
すべてのマルクシズムの形態と同じく、それは、人々を抽象的なグループに類別し、
その間に歴史的な抑圧の物語をつくり出すことに基づいている。
マルクス主義者の戦略は、常に、被害者をつくり出し、
その上で、そのメンバーに、抑圧者に対して団結することが必要だと納得させる。
これは恨みと憎しみを創り出し、それは、マルクス主義イデオロギーが、
彼らの目標である革命を達成する手段となる。
我々の社会にはびこっている文化マルクス主義は、特に西洋の現象である。
1917年のロシア革命の後で、ヨーロッパのマルクス主義者たちは、
プロレタリアートの独裁がすぐにもやってくると信じた。彼らは間違っていた。
この革命は広がらなかった。
絶望の中で、ムッソリーニの監獄の中にいた一人の若いイタリア人、社会主義者のアントニオ・グラムシが、
問題は、西ヨーロッパ諸文化の根元にあるキリスト教なのだと書いた。
彼はマルクス主義者たちに、これらの国々の内部に第五列(隠れ反対派閥)を育てて、
西欧文化の土台を破壊することを奨励した。そうしてこそ、初めて国際的社会主義が実現するだろう、と。