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2018年11月1日、新日鉄住金に韓国人元徴用工への賠償を命じた韓国最高裁の判決が日韓関係の新たな火種として浮上する中、韓国・KBSは「最近発見された韓国人強制徴用者の遺骨が身元確認もされないまま焼失する可能性がある」と伝えた。
記事は「太平洋戦争中の1943年に起きたタラワの戦いで韓国人約1200人が日本軍に強制徴用され、その多くが『盾』として投入され死亡した」と説明している。また、米国防総省の捕虜・行方不明者調査局(DPAA)が最近、遺骨の発掘作業を行った結果、相当数のアジア人の遺骨が発見された。DPAA関係者は「キムとの名前が書かれた韓国人の遺品がある」と明らかにし、「陣地構築に動員され、戦闘中に死亡した韓国人徴用者の遺骨である可能性が高い」と説明したという。
これについて、記事は「米国が発掘したアジア人の遺骨が日本政府に引き渡されるということが問題」と指摘し、「タラワの戦いで死亡した強制徴用者たちの遺骨は、身元確認や祖国に帰る機会すら与えられないまま日本に渡り、焼失する危機に置かれている」と伝えている。
これに、韓国のネットユーザーからは「悲しい。むなしく死んだ後にまた日本に行くなんて」「韓国人の遺骨は韓国に返して。米国と日本は、引き渡しを求める友邦の気持ちを尊重してほしい」「日本との戦いはいつ終わるのだろう?」などと嘆く声が寄せられている。
また「こんなことがあっていいのか?せめて亡くなった方の遺骨だけでも故郷に帰るべきだ。政府はすぐに対策を講じてほしい」「政府が日本に返還を強く求め、海外メディアを通じて全世界にこの事態を知らせるべき」など、韓国政府に積極的な対応を求める声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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Record China 2018年11月1日 16時20分